ストーンズな夜

bearsmick2008-06-19

今日も雨、鬱陶しくてジメジメした天気です。
お客さんも来ないこんな夜、CONちゃんとナテっちと今夜もまたローリング・ストーンズな夜です。
アナログLPで「ゼア・サタニック・マジェシティーズ」から聴き始めました。このアルバムは聴いたことがないというナテっちも、さすがに「レット・イット・ブリード」は持っているそうです。ここらにもカタログ育ちの名盤持ちの世代の特徴が現れているようです。(笑)このアルバムは、ビートルズの「サージェント・ペパー・・・」に影響受けてサイケに走ったなどと言われており、あまり評判も芳しくなかったものでした。確かに今聴いてもちょっとつらい所もあります。ジャケットは凝っていて良いのですがね。
で次作の「ベガーズ・バンケット」(これまた名作!)になると、ぐっとルーツに戻るというかブルースをベースにアフリカっぽいリズムなどを取り入れて、その後のいい感じのローリング・ストーンズの礎石になっています。この2枚の間は1年くらいしか経っていないので、それにもナテっちはビックリしていました。そしてその後が「レット・イット・ブリード」な訳ですから、ビートルズがそうであったようにローリング・ストーンズもまた急速な進歩が見られる訳です。それにしてもロックの世界において1969年というのは、いろんな意味でターニング・ポイントとなった年だと思います。
CONちゃんは、学生時代に相当ビートルズローリング・ストーンズを聴いて研究していたらしく(特にギターに関してですが)相当詳しいです。アルバムを聴きながらああだこうだ言いつつお酒を飲むのは本当に楽しいのですが、僕たちの間で評価が高いライヴ・アルバムはというと「ラヴ・ユー・ライヴ」ということになっています。一般的にはそうでないのかもしれませんが、とにかく僕たちの間ではそうなのです。初めてCONちゃんのクルマに乗った時にかかっていたのがこのアルバムだったというのもその一つの要因なのかもしれません。(笑)
器用でなんでも弾けるブルース・ギタリスト、ミック・テイラー(2代目のギタリスト。この時代のアルバムは傑作ぞろいでみんな好きです。)から、ロン・ウッドに替わったばかりの時期のライヴですが、ラフでおおらかなギター・サウンドが、これぞローリング・ストーンズという感じで好きなのです。
大盛り上がりしながら楽しく聴き、飲んでいたのですが、そのロン・ウッドが参加した最初のアルバム「ブラック&ブルー」のジャケットで遊ぶ、アホな二人(でもナイスよ。笑)の写真をアップして今日の日記はおしまいにします。


さて、しばらくはまだローリング・ストーンズを聴く日々が続きそうです。