心に沁みる、胸を打つ

bearsmick2008-06-13

毎夜毎夜TVでのサッカー観戦(現在、欧州選手権ユーロ2008がスイスとオーストリアの共同開催で行われています。この大会にブラジルとアルゼンチンを加えれば、これはもう事実上のワールド・カップと言えるかもしれません)で楽しんでいます。
今大会(まだグル−プ・リーグ戦ですが)、僕が好きなポルトガル、オランダ、スペインといった攻撃的で楽しいサッカーをしているチームが勝っているのが、より一層嬉しく楽しいものです。オマケにそれらのチームの中心となる選手が若いのが良いですねぇ。
ということで深夜から朝方にかけて、TVの前にいる時間が増えているのですが、梅雨の季節のせいでジトッとしているせいか、店の営業的には相変わらずの地味さです。
で、こんな時には、じっくりと歌と向き合う音楽を聴きたくなったりします。ということで最近のお気に入りで良く聴いているのが、1999年に発表されたダン・ペン&スプーナー・オールダムのライヴ「モーメンツ・フロム・ディス・シアター」です。
60年代からのサザン・ソウルの名曲の作者として有名な二人による、アコースティック・ギターエレクトリック・ピアノだけの演奏で歌われるその歌は、本当に心に沁みる、胸を打つもので、例えばアレサ・フランクリンやジェイムス・カーなどの名唱で知っていた名曲の数々をオリジネイターというか作者ならではの感覚で甦らせているのです。決して派手ではないもののこの味わい深さには、ほんとにグッと来てしまいます。
これまた僕にとって一つの指針というか憧れの音楽です。