セイクリッド・スティール/スライド・デヴィル!?

bearsmick2008-05-21

今年は例年より一月くらい早く、我が国が誇るスライド・ギタリストである日倉士歳朗君がベアーズ・カフェにやって来てライヴをやってくれました。
スライド・ギターということで、自然とオープン・チューニングが多くなり、曲に合わせてそれなりのギター本数が増えて来るようですが、昨年からは2連のスティール・ギターも使うようになった日倉士君、今年もまた5本のギター、それもそれぞれに特色があるギターも携えての登場です。

セッティングや音出しリハに手間取るかと思いきや、そこはさすがに慣れているというか手際よくチャンチャンと進んで、「ここは良い音してるなぁ。」と嬉しいお言葉を頂き(手前味噌ですが、来るミュージシャンのほとんどの人は、やり易いと言ってくれます。問題はお客さんが少ないことか!?笑)、ちょっと腹ごしらえにいつもの「茶びん」へ。ライヴ前でもお酒を飲む、今や少数派となったミュージシャンの一人の日倉士君と一緒に、まずは生ビール&餃子(これがまた美味いんだ!)で今夜のライヴの成功を祈って乾杯、更にチャンポン、焼きそばでもうお腹一杯です。
店に帰ってくると、もうナテっちが待っています。一年ぶりのおしゃべりをして開演を待つのですが、お客さんのお越しがイマイチ、ちょっぴり心配な僕。(笑)それでも日倉士君は手を抜かずに熱演してくれます。今年は、セイクリッド・スティールというゴスペルをスティール・ギターで奏でる音楽に興味を持っているそうで、今まで以上ゴスペルなノリでスライドさせていきます。

1部は、ほぼこのスティール・ギターで弾き倒しました。
しばしの休憩を挟んでの2部、ゴスペルから南部のブルースへと曲の展開もズブズブと沼地へ進んでいきます。もっとも爽やかなギター・ピッキングも披露してくれましたがね。(笑)




今夜使ったギターのあれこれ。アンコールになるまでメタル・ボディのドブロの出番はなし。このことからも今までのライヴとは違う、新しいスタイルを模索していることが分かります。それにしても、ヤッパリ上手いな日倉士君。
アンコールもたっぷりやってくれた後は、残ったお客さんと一緒にこれまた楽しいドリンキン・タイム。美味しいお酒で会話も弾みます。

お土産に持ってきてくれた西瓜も美味しかったけど、残ってくれたお客さんって我がDSDのメンバーだけ?(笑)
ライヴを見逃した若いお客さんのためにワイゼンボーンを弾きつつ1曲歌ってくれました。優しいなぁ、日倉士君。これでファン一人ゲットだね。(笑)
ともあれ、今夜もまた楽しく嬉しいライヴでした。それにやっぱり良く飲んだ。家へ帰る前にまた近所のラーメン屋さんで餃子&ビールと〆のラーメンの僕らでした。(笑)