空が見えた

bearsmick2008-05-20

昨年末の指の怪我を言い訳にして、家事、特に庭の木の手入れをサボっていたのですが、さすがにそれも通用しなくなって、今日カミさんの命令によって庭木の剪定をすることになりました。
梅雨入り前のこの季節、木々の葉っぱも青々とスクスクと伸びています。枝も葉も重なり合うように生茂って、見るからに重そうではあります。
我が家は南向きに建っているにもかかわらず、縁側を広げたせいでしょうか、すぐ目の前に金木犀の木があって太陽の陽射しを遮っています。確かに夏はそのおかげで涼しいのですが、反面冬はせっかくのお日様の恵みを邪魔している感じです。友人曰く、「冬には葉を落とす落葉樹を植えるべきだったよね。」言われてみれば確かにその通りです。が、この木は亡くなった両親が植えたもの、僕らが帰ってきて住み始めた頃には、もう相当大きな木に育っていたものでした。
不要な枝は、鋸で切り落とそうとしたのですが、なんと鋸が折れてしまいました。もっともこの鋸は東京時代にちょっとした日曜大工をするために買った安物、そういえば以前やっぱり枝を切り落とした時「パキッ」と音がしていたものでした。
代わりの鋸を探したものの見当たらず、枝を切るのは諦めて、高枝切り鋏でもって邪魔で要らなさそうな枝をバシバシと切ることにだけしたのですが、アッという間に地面には切り落とされた枝の山が出来ていきます。思っていたより高い所まで枝は伸びているので、脚立か梯子を掛けて切らなくてはいけないかもしれませんが、これはちょっと怖いなぁ。(笑)
そんなこんなで小一時間ほど作業していたのですが、木々の間の出来た空間から覗く空は、とてもキレイでなんだか自由を感じさせてくれるものでした。
今度は鋸を買ってきて、要らない枝をギコギコ切ってみようと思います。東京時代は賃貸マンション暮らしだったし、取り立てて一戸建てに夢を持っていた訳もないのですが、いざ住んでみるといろいろ手間もかかりますね。まっ、それが好きな人も大勢いらっしゃるのでしょうが。