友部さんな夜

bearsmick2008-04-15

今度の日曜日20日にベアーズ・カフェで行う友部正人風太郎のライヴ、今から楽しみです。
以前のこのブログでも書いたように、僕が大学受験を控えた1972年の1月だったか、発売されたばかりの「大阪へやって来た」に衝撃を受けて以来、ファンだった(といってもずーっと作品を聴き続けていた訳ではないのですが)友部さんのライヴをベアーズ・カフェで行うことが出来るからです。
昨年の10月に、熊本をベースに活躍している信頼できるミュージシャン風太郎と連れ立ってベアーズ・カフェに遊びにお越しになった友部さん、その時はライヴをやられた訳でもなく、一緒に温泉へ行ったりボブ・ディランの話をしたりしただけだったんですが、ベアーズ・カフェを気に入ってもらえたようでありがたいです。
というこことで、今夜は、今回のライヴを楽しみにしていたのに、ちょうどその日に結婚式の予定が入ったとかで観に来れないA君と一緒に友部さんの昔のLPを聴いたりヴィデオを観ていました。そのA君、友部さんのトーキング・ブルース・スタイルの歌に感銘を受けたようで、自分でもやってみたいと思ったようです。そうそう、出来る限り自分を表現するのも楽しいですよね。A君にも期待したいと思います。
20日のライヴは風太郎とのジョイントなので、ダダ・チャイルドのリード・ギタリストでもある風太郎とのセッションもあるかもしれません。彼もまたディランが好きで友部さんに影響を受けたミュージシャンの一人です。僕も真っ直ぐで優しく力強い彼の歌が大好きです。
友部さんは、その時代時代で、同世代のフォークやロック、ジャズ・ミュージシャンだけでなく、若手のミュージシャンやバンドと積極的にセッションしてきた人で、(例えば、たま、グルーヴァーズ、バンバン・バザールやパスカルズなど)けっしてナツメロのシンガー/ミュージシャンに陥っている訳でないところも素晴らしいです。つい先日も新しいアルバムを発表されたばかりですし。
ということで、みなさんも是非お越し下さいませ。