豪華なライヴ

bearsmick2008-04-10

今夜は、東京からのシティ・ボーイ・ミュージシャン(本人談)というか江戸っ子といった方がしっくりくる大庭珍太とアンサンの二人組「東京タワーズ」と唐津の海賊こと稲葉浩、それにその稲葉君や日倉士歳朗氏(来月ライヴ予定)のCDプロデュースもしている元シェイディ・ドールズのギタリストである、ベアーズ・カフェ初登場、高木克の4人というメンツでの豪華で楽しいライヴでした。
まずは高木克のソロからのスタートです。僕は初対面だったのですが、根っからの音楽好きという風情の克君、ベアーズ・カフェのレコードを興味津々、見ていたのが・・・、これですぐに友達になれそうです。そして19歳でメジャー・デビューしたロック・ミュージシャンとは思えないくらい腰も低く良い人です。(笑)

ギブソンハミングバードでの弾く語りを披露してくれた克君。ハンク・ウィリアムスの歌を日本語で歌ってくれました。こんなところもナイスなセンスです。

克君は自分の生まれた年のフェンダーテレキャスターに持ち替えて、稲葉君のサポートに。相変わらず真っ直ぐでロックな歌を聞かせてくれた稲葉君に、良い感じで絡んで聴かせるロックのギターも素晴らしい。ギター好きなお客さんたちにも好評でした。もちろん稲葉君の歌も申し分なしです。

さて真打登場ってな感じで「東京タワーズ」の登場です。昨年末に4枚目のソロ・アルバムを出したばかりの珍太、最初はちょっとオシャレなシティ派な音楽を奏でてアンサンのパーカッションとのコンビネーションもバッチリです。
相変わらずの良い声とアンサンのカホーン、コンガ、ジャンベを自由に操るリズムに乗って演奏もノッテ行きます。それとともに、どんどん江戸っ子ブギ度もヒートアップ、やっぱり全員での名曲「穴」の大合唱になりました。

ライヴの最後は、4人でのセッションで〆。コーラスもギター・ソロもばっちり決まって、満足のライヴでした。
一見無骨に見える珍太ですが、ムーディーなラヴ・ソングも見事です。こんなところが、さすが東京の生まれ育ちというのかもしれません。(笑)
ライヴ終了後は、残ったお客さんたちと一緒に飲みながらの楽しい語らい。水俣からのつるじいやサムチン、ナテっち、マーフィーのDSDのメンバーもいたのでちょっとセッションしてみました。これがまた楽しいんです。時間に余裕がある人は、是非ライヴが終わっても残って一緒に楽しんでください。面白い話も聞けますよ。

で、最後は残っていた人と一緒に記念撮影。昨年のベアーズ・カフェのライヴ・ツアー後に病気が発覚した珍太、心配していたのですが、その病気も治っているらしく元気で一安心です。何時までも素晴らしい歌と演奏で僕らを楽しませてもらいたいものです。
それにしても、やっぱり地元のお客さんが少ないのが残念です。ライヴは良いのになぁ!二の足を踏んでいるアナタ、気楽にライヴを楽しみに来て下さい。