お髭はお好き？

店も閑で、相変わらずの寒々しい日々が続いております。夜の通りに人影もまばらです。こんなことで良いのでしょうか、人吉の夜。（笑い事じゃないぞ、特にベアーズ！）
てな訳で、今夜もヴィデオを観たりＴＶを観たりしていたのですが、一頃はよくＴＶで観ていたものの、最近はまったく興味を持っていなかったアメリカン・フットボールＮＦＬの最高峰「スーパー・ボウル」が今日行われたことを新聞で知り、ちょうど夜中に民放で放映されるというので、家に帰る時間をちょっとずらして深夜一人で店で観ていました。
最初は、何気に観ていて、閉店時間になったらさっさと閉めて帰ろうなんて思っていたのですが、観始めたらこれがけっこう良い試合で面白いのです。
ニューヨーク・ジャイアンツとニューイングランド？ボストン？ペイトリオッツとの対戦だったのですが、何でもシーズンを無敗で終えてスーパー・ボウルに臨んだペイトリオッツに対しジャイアンツは低得点で競えば勝機はあるとの戦術で挑んだそうで、ディフェンス陣の頑張りが目立っていました。
最後の最後までもつれる展開はジャイアンツの思惑通りだったのかもしれませんが、終了間際までの１０分間の攻防は逆転の繰り返しで、久しぶりに観た僕は興奮しました。
アメフト自体は、良くも悪くも凄くアメリカ的なスポーツで、ある意味凄く合理的に考えられている競技です。ルールは分からなくても、観ているとだんだん分かってきます。サッカー/ラグビーと野球を混ぜ合わせたものと考えられないこともないかもしれません。とにかくアメリカのショービズ的だということです。
ところでこのスーパー・ボウルのハーフタイムには、毎回超有名なミュージシャンが出てのハーフタイム・ショーが行われます。昨年はＲ・ストーンズだったかと思いますが、今回はトム・ペティ＆ザ・ハートブレイカーズでした。僕にとっては、これまた嬉しいサプライズだったのですが、トム・ペティの顔に豊かな頬髭があったのには驚きました。ギターを弾く姿もカッコ良かったけどね。なんだかジェリー・ガルシアに似てきているなぁ。そういえば以前のヴィデオでみたフィルモアでのライヴにはアンプの上にジェリー・ドールが置いてあったのを覚えています。きっと好きなんでしょうね、トム君も。
そういえば、ペイトリオッツの選手の中には、立派なドレッドのような選手が何人かいたような気がします。スポーツの世界も変わってきているのも事実ですね。
まぁ、僕は基本的に長髪＆髭な人間ですからね。（笑）