20世紀

bearsmick2008-01-28

昨日の歴史好きな僕、の続きをちょいとばかり。(笑)
太古のミステリーや失われた文明なんかももちろん面白いし興味もあるのですが、大学でも現代史を専攻したくらい現代史に興味を持っていたものです。今の世界があるのは、ちょっと前のああいうことがあったからだとか、因果関係を知ることによって将来のことを知る手がかりになったりするからです。
そして歴史は年号を覚えるだけの暗記科目でもないことももちろんです。歴史の勉強も、現代から徐々に遡っていくと興味を持って勉強できるのではないかとも思っています。
もう過ぎてしまって、時間が経つのが早いことにビックリの20世紀は、今までの人間の暦史の全てと同じ位のことが起こった時代かもしれません。(そして21世紀に入った現代もなお加速度的に時間の流れは早いようです。)飛行機が出来、宇宙にも進出出来、無線〜ラジオ〜TV〜PC・インターネットと情報の伝達の質量ともに飛躍的に伸びた訳ですから。もちろんそこには環境破壊や戦争など負の要素も大きいのですが。
という訳で歴史好きな僕は、自分が半分近くを生き、親もその前半を生きた20世紀の歴史に興味を持っている訳で、昨日の120冊もの「日録20世紀」を買ったわけですが、実はそれ以前にも同じ講談社から出版された「20世紀全記録」という1328ページに及ぶ一冊も持っています。
この本は、1987年に出版され、丁度僕が結婚した時だったので、友人で一緒にサル・パラダイスをやっていたY尾君からプレゼントしてもらったものです。(Y尾君、何処にいるんだろう?元気しているかな?)残念ながら1986年までの記録しか掲載されていないので、その後1989年の昭和から平成へや東欧の崩壊等の20世紀後半の重大な事件が漏れているのが難点ではありますが、それでもパラパラとページをめくるだけでも楽しい一冊ではあります。ちょっと重いけど。(笑)
そして昨年の自分の誕生日のプレゼントに買ったのが「映像で綴る20世紀の記録」というDVDで全10巻のもの。これは以前NHKで放送されていたBBCなどの製作によるもののDVD化だと思うのですが、なんとディスカウント店で1本390円という安さ。思わず買ってしまうのも無理は無いところですよね。(笑)

最近は映像が残っているのは当たり前ですが、映画が出来たのも19世紀末のこと、20世紀初頭の貴重な映像がこうやって簡単に見ることが出来ることは凄いことなんですよ。もちろん一方的な視点からしか映像は残されていないのも事実ですが、そこはそれ自分の見る目で持って想像力を働かせてみると、それもまた楽しいものです。それにしても20世紀はとんでもなく早い時間で発展、進化、変化して言ったのは間違いないところです。
それらのことを踏まえて、今後のことどう考え、生きていけるかが21世紀に入って生きている僕たちに課せられた使命かもしれません。もっとも僕はアナクロ・アナログな人間かもしれませんがね。(笑)