助けられる人生

昼間、TVを見ていたら、僕は良く知らないのですが、占い師の人が出ていて「人生で一番最古の記憶に興味があります。その人のその後に関係しているような気もします。」みたいなことを言っていたように思います。(実際のところ、どう言っていたのかは分かりません。)
確かに各人様々で、よく3歳以前の記憶は残っていないとか言われています。ウチのカミさんなんか、小学校に入る以前の記憶は無いみたいなことを言っています。この大雑把さがが彼女のおおらかさの源なのでしょうか。(笑)
さて自分の記憶をたどってみると、オヤジと一緒に行った温泉の湯船で(当時、まだ自宅にお風呂が無かったから、温泉に違いありませんが何処なのかは分かりません。人吉は温泉街なので銭湯が全て温泉です。)溺れかかって、そんな僕をオヤジが上から抱きかかえて助けてくれたこがありました。水面から外の世界、オヤジの顔が見えたのをはっきりと覚えています。後年このことをオヤジに尋ねたところ、1歳から2歳の頃じゃなかったかなと言っていました。相当古い記憶に違いありません。
もう一つはっきり覚えているもので、当時住んでいた家の前にあった用水路か溝に仰向けに嵌まってしまったというのがあります。これもまた大きな声で泣いていたのでしょう、多分オフクロが気づいて助けに来てくれたんだと思います。この時はまだよちよち歩きの頃だったと思うので、やっぱり2歳くらいの頃だったのかもしれません。
こうやって自分の古い記憶をたどってみると、どうも身の危険を感じたもので無事に助けてもらったことということになるようです。となると僕の人生は、いろんな人に助けられる人生かもしれません。確かに今まで生きてこられたのは、人の助け無しでは不可能なくらい無計画で場当たり的でした。これからもその人生をみなさんの助けで生きていこうと思っています。ということでよろしくお願いしますね。(笑)
その後の記憶は、混沌として混濁したり良いように思い違いしてたりするかもしれませんが、良い思い出や楽しい思い出だけで生きていけたら、それはそれで楽く良い人生なのかもしれません。
記憶とは違うのですが、今日の夢では、指の怪我が全快してギターを弾けるようになっていました。ほんと早くギターが弾けるようになりたいものです。