宮崎へギターを見に行く

毎年この季節に宮崎空港のロビーで行われているという「宮崎ギター・ショー」を見にナテっちと一緒に行って来ました。
人吉から宮崎は高速を使わなくても意外と近いことは、昨年のエイモス・ギャレットのコンサートの時に分かっていたのですが、一人ではなかなか行くこともありません。ナテっち、誘ってくれてありがとね。
さて空港に着いて中に入ると、東国原県知事の大きな人形がお迎えしてくれます。（写真撮ってこようと思ったのですが忘れました。残念）それにしても東国原県知事の支持率は９５％を超えたとか、凄いことです。でも宮崎県を一躍全国区にしたのも事実、凄いことです。今年は熊本県知事選も行われます。熊本はさてどうなることやら・・・などと考えながら通路を進むとなにやらヴェンチャーズのエレキ・サウンドが聴こえてきました。ちょっとしたステージも設けられていて時間によってライヴも行われているようです。
ギター・ショーは、楽器屋さんだけでなく個人ユーザーのギターや改造されたものなども陳列されていました。今回はステージでヴェンチャーズを弾いていらしたＫ田さんの持ち物（宮崎のマシーン・ヘッドというお店の方？）のモズライトやヤマハ、グヤトーンなどが多かったようです。もちろん有名なフェンダーやギブソン、マーチンといったものも展示されてはいたのですが、イマイチ陳列の魅力に乏しい気がしたのは、趣味の違いのせいでしょうか。
ともあれギター好きには楽しい催し物であることは間違いありません。なんでも１０年以上続いていると言うこのギター・ショー、マンネリ化を防ぐためにも、もう少しの企画の練り直しがあっても良いのかもしれません。もちろん影ながら応援させていただきます。


宮崎というとマイミクでもあり友人のmrtastyさんがいらっしゃいます。僕たちがギター・ショーを見に行くと言うとわざわざ来てくれました。マイミク、mahaloさんも友人のお迎えがてら来れたので、その東京からの友人も交えてちょっとお茶しながらいろんな話もすることが出来、楽しいひと時を過ごしました。

かねてから噂のmrtastyさんの倉庫に興味津々だった僕らは、mrtastyさんのギター・ショーが見たいと頼んで見ました。さすが良い人mrtastyさん、二つ返事でＯＫ、一緒にそこまで行く事になりました。
mrtastyさんは宮崎市内から３０分ほど離れた田野というところで商売を営んでおられます。その店の回りに何件か倉庫があって、そこが宝の山なんです。以前、泥棒にも入られたと言うことで詳しくは書けないし写真も遠慮したのですが、その雑然と散らかった倉庫の中には、一体何本あるの？全部でいくらするの？と目が点になる位の高価なギターやアンプ、機材などが置いてありました。更にはＤＩＹ精神も豊かなmrtastyさん、作りかけや改造中のアンプやギター、ハーモニカ用マイクや道具類が所狭しと置いてありました。
ある意味、少年の夢の場所かもしれないmrtastyさんの倉庫、もうちょっと片付けたら、立派なギター・ショーが開けるのは間違いありません。ギターの手入れなどお手伝いするから、是非そうしてもらいたいと思った次第です。そして安いもので良いから一本くらい分けて欲しいな。(笑）
相当前から、店に来るミュージシャンたちから噂を聞かされていた現場を体験できたのは嬉しいのですが、見るもの見るもの欲しくなるのが困ったものです。それにしても一体どのくらいの楽器や機材、ＤＶＤやＣＤ、その他の楽しいものがあるのか知りたいものです。