一足先におめでとう

bearsmick2007-12-28

TVを観てたら、オダギリ・ジョーと香椎由宇の婚約会見の様子が流れていました。現代の日本を代表する?俳優さんと女優さんのカップル誕生?おめでとうございます。それにしてもオダギリ・ジョーの長髪&髭、何時の時代か分からなくなったのは僕だけじゃないと思います。(笑)
と、僕とはまるっきり関係ない人の話で申し訳ないのですが、今度は、ちょっとだけ知り合いのギタリスト佐橋佳幸君のおめでとうを。かねてから噂があった女優松たか子との結婚/入籍が済んだようです。ワイド・ショーなどで16歳も年上のギタリストとの交際をなんやかんやと言われていた佐橋君ですが、僕のような音楽好きには、そりゃもう人気が高いミュージシャンの一人でした。
自由が丘で「マルディ・グラ」という店をやっていた時に、よくKyon(ex.ボ・ガンボス)と一緒に来てくれたものでした。僕が人吉に帰ることにした時、そう話したら、「この店があるから近所に引っ越してきたのに。」と、お世辞にしろ嬉しいことを言ってくれた、とても優しい人なので、松たか子が好きになるのも分かります。(笑)
もちろんギタリスト、プロデューサーとしても大活躍の佐橋君は、自身のユニット「山弦」や「SOY」を始め、佐野元春との「ホーボー・キング・バンド」やティン・パン関係の仕事でも有名ですが、僕が最初にその名前を覚えたのは、ミュージック・マガジンかなんかの音楽誌に掲載されていた文章でした。本当に音楽が好きなんだと分かるような文章が、心に残ったものでした。
そしてキャロル・キングの「ア・ナチュラル・ウーマン/ザ・オード・コレクション1968−1976」という2枚組のベスト・アルバムのライナーノーツにも佐橋君の文章が使われていたのでした。このアルバムは僕も大好きで今も良く聴くCDです。2枚組のベストにもかかわらず2枚目のアルバム「タペストリー」(名作!)からは全曲入るという偉業も、このベスト・アルバムを価値あるものにしているのかもしれません。
そんな訳で、僕にとって佐橋佳幸君は、キャロル・キングは同じ棚に入っているようなミュージシャンでもあるのですが、今後の活躍と幸福な結婚生活を遠く離れた田舎からお祈りしたいと思います。