もう一つのクリスマス・プレゼント

bearsmick2007-12-25

昨日のディランのDVDと一緒に自分へのクリスマス・プレゼントにしたのが、これまた同じようにネット上で友人たちが絶賛していた「クロスロード・ギター・フェスティヴァル2007」のDVDです。このイベントはエリック・クラプトンが主催する、薬物更生施設「クロスロード・センター」のためのチャリティー・イベントで、今年の7月28日に行われたものです。
その名から分かるように、ブルースを基にカントリーなどのルーツ色が強く出た、クラプトンの趣味全開な出演者による素晴らしいライヴが収められています。僕はめちゃギターが好きというわけではないのですが、ブルースやロック、カントリーやフォークといった音楽では、ギターがその花形の楽器であることは間違いありません。こうやって素晴らしいミュージシャンが一同に会してライヴを行ってくれるのは、単なるファンとしてもありがたいものです。さすがにチケットは発売3時間後には売り切れたそうですが、こうやって遠く離れた僕らにもその一端を楽しませてくれるDVDはありがたいものです。
前回のクロスロード・ギター・フェスティヴァルには、J・J・ケイルが出演していて、これが昨年の二人のアルバムに繋がったんだと思われますが、今回もスティーヴィー・ウィンウッドやジョニー・ウィンターといった大物ミュージシャンの参加がありました。そういった意味でも今後の活動も楽しみです。
個人的には、昨年のクラプトンの日本ツアーにも参加していた二人のギタリスト、ドイル・ブラムホールⅡのセットや奥さんであるスーザン・テデスキーを伴ったデレク・トラックス・バンド、ロバート・ランドルフ&ファミリー・バンド、ロス・ロボスなどが楽しめました。(まぁ、一般的にはジェフ・ベックだったりするのかもしれませんが。でもこのバンドの若干21歳の女性ベーシストは凄いです。)
4時間半にも及ぶこのDVD(実際のステージは11時間くらいあったそうです。)、まだまだ楽しむのに時間がかかりそうで、嬉しい悲鳴ではあります。仕事しながらでもチビチビと観ることにします。(笑)