クリスマス・イヴは家で

bearsmick2007-12-24

クリスマス・イヴに店に来る人もいないだろうと、思い切ってベアーズ・カフェはお休みしました。今年最後のお休みで、30日の日曜日ももちろん年内は休まず営業します。31日はDSDのメンバーも来てくれるそうなので、年越しライヴなどしながら楽しもうかと思います。初詣がてら寄ってみてください。良い「行く年、来る年」になるかもですよ。(笑)
さてクリスマス・イブですが、家でカミさんと二人で(娘はイタリア料理屋さんでバイトです。)自分へのクリスマス・プレゼントとして買ったボブ・ディランのDVD「ザ・アザーサイド・オブ・ザ・ミラー」を観ながら、チキンとサラダで夕食を頂きました。僕は相変わらずお酒を飲まずにです。自分でもビックリします。だってクリスマスにシャンペンも飲まないんですよ。指の怪我のせいで肝臓もいたわることになり、健康になっているかもです。(笑)
もちろん、甘いものも好きな僕は、娘が帰ってきてから、家族揃ってケーキはしっかり頂きました。
さて、そのディランのDVDですが、信用できる友人たちが、ネット上で褒めていた作品なので、やっぱり僕も買わねばなるまいと、こそっと某密林に注文していた訳です。ニューポート・フォーク・フェスティヴァルの様子をドキュメンタリーした映画「フェスティヴァル」の監督ラリー・ラーナーが、その時(1963年〜65年)のディランの映像をまとめた作品で、映画では切られていた歌がほぼ全篇に渡って聴くことが出来るのが、やっぱり嬉しいです。そしてこの3年間でディラン自体が大きく成長/変化していくのが伺えるのも楽しいものです。
物議をかもした65年のエレクトリック・ディランは、これまでも「フェスティヴァル」や「ノー・ディレクション・ホーム」といった作品で、ちょこっと観ることが出来ていたのですが、今まで言われていたように、ブーイングを浴びたディランが、アコギを持って涙ながらに歌ったということは、どうもなさそうです。だって自信満々な様子で、真夏に皮のジャケットを着てのパフォーマンスなんですもの。ここはヤッパリ汗が流れ落ちているとみた方が良いようです。
それにしてもこの時代の若いディラン、カッコいいですよ。フォークやロックなどと分ける必要もない素晴らしい音楽を僕らに示してくれています。