恒松さん来店

先日、ここでも書いた高校の先輩でもある画家でミュージシャンの恒松正敏さんが、ひょっこりと遊びに来てくれました。熊本市での個展を終えて、こっちに残っていらっしゃる親戚を訪ねての来人吉ということで、わざわざベアーズ・カフェにもお越しいただいてありがたいことです。
ベアーズ・カフェにお見えの時には、親戚の宴会後だったので、すでにけっこうな量のアルコールを摂取されていたと思いますが、ご一緒の義弟さんとそれでも飲むは飲むは、もう素晴らしいくらいの飲みっぷりです。さすが九州男児です。（笑）
高校時代や東京時代の思い出話や近況などを話しながらの楽しい時間でした。リクエストもダン・ペンのファースト「ノーバディズ・フール」、クラレンス・カーターと渋いところ。で、僕がレコード棚からＬＰを取り出してかけると嬉しそうな顔で応えてくれます。昔からそうだと思いますが、恒松さんは自分がやっている音楽（ご本人はけっこうパンキシュなゴツッとしたロックをやっていらっしゃいます。）とは違うものをよく聴いていらっしゃるようです。そんなところにもホンモノを感じます。

さすが画家でもある恒松さん、このジャケット両面についても良いと語ってらっしゃいました。
そうこうしているうちにミュージシャン魂に火がついたのか「一緒にセッションしよう！」とのお言葉。酔っ払って相当楽しそうな恒松さん、昔の強面のパンク・ロッカーの面影はありません。（笑）で、指のせいでまだギターを弾けない僕はハーモニカで参加したのですが、始まったのは「グッナイト・ベイビー」ちょっと意表をつかれたのですが、楽しいセッションでした。更にちょっとコード進行を変えられていた「アイ・シャル・ビー・リリースト」とセッションは続いたのでした。


夜もすっかり更けてしまったというか深夜、丑三つ時を回ったので、明日はもう東京に帰られるということでお開きになったのでした。
久し振りにお会いした恒松さん、お互いに元気でいましょう。そしてまた一緒に飲みながらセッションでもして下さいね。