Goin’ Home

bearsmick2007-11-08

「What A Wonderful World」は、ルイ・アームストロングで有名な名曲ですが、同じニュー・オリンズの有名ミュージシャン、ファッツ・ドミノのトリビュート・アルバム「Goin' Home」が発売されました。素よりニューオリンズの音楽が好きな僕は、日本盤が出るのを待ちきれなくてつい輸入盤を買ってしまいました。
友人のブログでこのCDのことを知ったのですが、参加ミュージシャンはなるほどとうなるくらいの豪華さです。確かに現代へと続くR&B、ソウル、ロックを含むポップスへの影響力には多大なものがあるのですが、それにしても超が付くくらい豪華なライン・アップです。
一昨年のハリケーンカトリーナも生き延びた(一時期、生存が危ぶまれていましたが)ファッツ・ドミノは1928年生まれと言うことなので、80歳になろうかというお歳ですが、まさに生きる伝説ともいえるニューオリンズを代表するミュージシャンです。
もっとも僕がニューオリンズの音楽に興味を持った当初は、ファッツ・ドミノはなんだか上品で甘ったるく感じたのも事実ですが、より深く聴くようになって好きになっていったものでした。普段意識しない人でもきっと1曲や2曲はファッツ・ドミノの歌は聞いたことがあるに違いありません。
このトリビュート・アルバムに参加しているミュージシャンをいちいち書き出すには、もうそれだけで膨大な字数がかかってしまうので、控えさせて貰いますが、とりあえず機会を作って聴いてみてください。(もちろんベアーズ・カフェでは聴くこと出来ます。)
2枚組CDの1曲目からしジョン・レノンが歌う「Ain't That A Shame」(これは昔のアルバム『ロックンロール』からですね。)なんです。もう痺れてしまいます。
やっぱりニューオリンズの音楽は永遠です。