サディスティック・ミカ・バンド

bearsmick2007-05-08

全く真夏のような陽気です。それでも寒いより暑い方が好きなので、最近ちょこちょことやっていた店の手直しを今日もやっていました。少しはすっきりキレイになったかな?(お客さん、ココが変わったと全部指摘出来たらビールを一杯御馳走しますよ。笑)
ところがどっこい夜はパタっと人通りも途絶えてお客さんが来ません。黄金週間の疲れでも出ちゃったのでしょうか?みなさんファイト一発頑張って飲みに出ましょう!(笑)
ということで、今夜もまたヴィデオ観賞としゃれ込みました。先日WOWOWで放送していた今年3月に行われたサディスティック・ミカ・バンドのコンサートを録画したものです。
某ビールのCMから発展して再結成、CDを発表して、更にライヴととんとん拍子にいったようですが、そうなると同じようにYMOもやってくれるのか、ちょっと楽しみではあります。もっとも僕はYMOというより「はっぴいえんど」世代ですがね。
3代目ミカに木村カエラを迎えた21世紀のミカ・バンドは(2代目ミカの桐島かれんの方がヴジュアル的には好きですが、笑)、ギターに佐橋佳幸君(東京時代の店のお客さんでした。ティン・パンもサポートしていたなぁ、音楽のセンスや趣味が良いんだ、きっと。笑)などのサポート・ミュージシャンを迎えて、もう余裕の大人のバンドでした。そこに元気なR&R少女、木村カエラが入ることで歴代のミカ・バンドでは一番のライヴ・バンドになっていたのかもしれません。
加藤和彦のグラムなブギーやポップ・センス、小原礼の太いロックなベース、高橋ユキヒロが叩くエイト・ビート(YMOからしか知らないファンには珍しいかも)、そして高中マサヨシのフージョンか?という上手いギター、これらがみんな集まってミカ・バンドなわけです。もちろん各メンバーが持ち寄った曲で構成されたという新譜からの曲(残念ながら聴いていませんが)は、各メンバーの個性が現れているのですが、当時の曲は、もうずばりミカ・バンドなわけでキャッチーでポップ、そしてファンキーです。木村カエラの歌も良くマッチしていると思います。
最後の方には、奥田民生もゲストで参加。カッコいいギター・ブギのリフをかましてくれました。そういえば最近の民生バンドのベースは小原礼だもんね。
ストラト1本で通す高中に対して、バンマス加藤和彦は曲ごとにギターを取り替えています。それを見るだけでも面白かったりして。(笑)
サディスティック・ミカ・バンド、良いR&Rバンドです。昔から好きだったけど。