ギター好きには堪らない

bearsmick2007-05-07

こんな山の中の田舎にも音楽好きやギター好きな人は何人かいます。そして昔じゃ到底考えられないくらいの良いギターが何本か存在していています。もちろんただ単にあると言うわけではないので、何人かのコレクターやミュージシャンの手元にあるということですが。
ベアーズ・カフェにもそんな好き者のお客さんが何人かいらっしゃって、以前、ここでも取り上げたように月曜日のサークル帰りに寄ってくれるK君T君のコンビやCONちゃんといったマーティン愛好者が、その好例の人たちです。
今夜は、CONちゃんが比較的最近入手したという(噂には凄い良いギターを入手したと聞いていました。)1946年のマーティンD−28と1995年ながら古きよき時代のギターを復刻したというマーティンD−18ゴールデン・エラの2本を持ってきてくれました。
早速弾かせてもらいましたが、そのギターの鳴ることといったら!音量といい各弦のバランスといいその音色といい全く文句のつけようがないD−28でした。一方のD−18は、材質が違うこともあって音色や個性は違うのですが、これまた良い音で鳴ってくれます。曲によってギターを使い分けるミュージシャンの気持ちがよく分かります。(笑)
最近は中年層のギター・ファンが増えて、昔は買えなかった憧れのギターがよく売れているという話を何処かで聞いたこともありますが、なるほどと思います。そういうことと相まってヴィンテージものは投機の対象にもなっているそうで、ギター1本で軽くクルマ1台買える値段のものやものによっては家さえも買えるくらいのモノも出てきているそうでビックリしてしまいます。
でも基本は楽器、音楽を奏でたり表現するための道具なんだから、やっぱり弾いてナンボと思うのは、持てない者の僻みでしょうか。(笑)
でも良いギターは良い音するんだよなぁ・・・。


マーティンD−28。ハカランダのサイド・バックでとても良いコンディションでした。今まで弾かせてもらったギターの中でも最高の1本のような気がします。還暦を迎えたにしては弾き傷はあるものの目立った傷も少なくて、こりゃお宝の1本ですね。欲しいけど僕が持ってても宝の持ち腐れか。(笑)


マティンD−18ゴールデン・エラ。こちらはマホガニーのサイド・バックでこれまたカリンとした音が気持ち良いギターです。マーティンには珍しいサンバーストのボディで、厳選された材を使ってあるそうです。
良いギターは見ているだけでも楽しいのですが、ちょっと手にとって弾いてみるとその音色の良さに魅入られてしまいます。一体この2本で幾らしたんだろう?と下衆な疑問も湧いてきますが、流石にCONちゃんも答えてくれませんでした。(笑)