自由飲酒党総裁来店

bearsmick2007-04-20

統一地方選後半戦も明後日に迫ってきたからでもありませんが、今夜は、はるばる水俣から自由飲酒党総裁ことSさんがやって来ました。
もっとも自由飲酒党総裁といっても、そんな政党があるわけもなく(もし実在してたら、僕も立派な党員資格があるかも、笑)、友人のブログでその名前をお見受けしたいた方であります。ハンドル・ネームというわけですね。
そのSさんは、現在水俣の森林館というところの館長さんをやられている方で、一般公募によって水俣に来られたそうです。そんな人ですから、話も面白いし、とても初めてお会いするとは思えないくらい会話も弾みました。もちろん共通の友人・知人もたくさんいました。ありがたいことに、このブログもよく見ていただいてもらっているようで、ベアーズ・カフェの厳しい現状もご存知です。(笑)
なんでも今月の29日の森林館で行うフォレスト・モンキー・バンド(サムチンが参加しているブルーグラス&フォーク・バンド。この日は「おっぱい祭り」もあるし、彼らは湯前、水俣と1日2回のライヴをやるんだな。うーん売れっ子だ。)のライヴ・イベントで出す予定のガンボの視察でベアーズ・カフェにお越しになったようです。
このブログでは、度々グレイトフル・デッドが出てくるので、相当興味を持っていらっしゃたようで、何か聴きやすいお薦めをということでした。ということで、せっかくだからLPで「アメリカン・ビューティー」「ウエイク・オブ・フラッド」「ヨーロッパ'72」と僕が好きなアルバムを聴きました。やっぱり、ある程度の音量と空間で聴くとアナログの音のほうが良いです。Sさんともそんなことを話しながら楽しんでいました。
ですが、今では、CDどころかiPodなど圧縮した音源で聴くのが当たり前なことになっている時代です。それはそれで凄く便利なのは確かなことで、個人個人の楽しみ方で全然かまわないということですね。
続いてジェリー・ガルシア・バンドの1980年のライヴCD「アフター・ミッドナイト」を聴いたのですが、音ウンヌンより、その内容が素晴らしいです。デッド/ガルシア特有のリラックスした中の緊張感という素敵な演奏がてんこ盛りです。
デッドと違ってジェリー・ガルシア・バンドの時は、カヴァー曲の比率がアップします。好きなミュージシャンのカヴァー・センスにはとても興味を引かれるのですが(そのミュージシャンの趣味が分かるからね)、このアルバムも例外でなく、アルバム・タイトルはJ・J・ケイル、他にもボブ・ディランマーヴィン・ゲイビートルズアラン・トゥーサンジミー・クリフなどの名曲が目白押しです。
いやぁ、ユッタリとしたジェリーの歌とギターの身を委ねて、お酒を頂いているとホント気分が良くなってきます。まだ、その気持ち良さに気づいていないアナタ、一緒に楽しみましょう。(笑)