エイモスさんがやって来る

bearsmick2007-04-09

宮崎在住のマイミクさんで信頼できる音楽大好き友人の一人mrtastyさんが、来月の5月20日に宮崎市のライヴ・ハウス「NEW RETRO CLUB」で、エイモス・ギャレットのコンサートを主催します。
日本の良心的な音楽のプロモーターであるトムズ・キャビンが招聘する「聴けずに死ねるか!」コンサート・シリーズの第二弾ということです。(第一弾は、先日ここでも取り上げた、スワンプ大王トニー・ジョー・ホワイトでした。)僕も大好きなギタリストのエイモス・ギャレットのライヴを九州で(家の近くで)経験できるのは、とても貴重で楽しいことだと思います。
そのエイモスさんは、これまでも何回かは来日していますが(最初は、1970年の大阪万博時、カナダ館のエキシヴィジョンでのイアン&シルヴィア・アンド・ザ・グレート・スペックルド・バードでの公演だったそうで、その時の演奏の音源も残っています。)、僕が最初に観たのは、70年代中頃のジェフ・マルダーとのデュオでのコンサートでした。その後は、ダグ・サームとジーン・テイラーとのバンドで来日した時も見ています。その両方ともライヴ・アルバムとして発売されているので、日本でも地味ながら人気があるミュージシャンなのだ思います。
決して派手に弾きまくるタイプのギタリストではないのですが、そのニュアンスに富んだギター・プレイは、一聴して「あっ、エイモスだ!」と分かる個性的で優しく胸に沁みるものです。その好例が、マリア・マルダーのファースト・ソロ・アルバムに入っている「真夜中のアオシス」間奏部での名演でしょう。未だにあのプレイが好きだと言う音楽ファン/ギター・ファンは、僕の周りにもたくさんいらっしゃるようです。もちろん、僕も大好きで今でもたまにLPを引っ張り出して聴いています。
もちろん最近でも現役で、ギターだけでなく、歌も歌ってその渋い声を聴かせてくれています。新作CDもコンスタントに発表しているようなので、決してナツメロに陥ってるわけではないと思います。久し振りに生で経験できるライヴが本当に楽しみです。
ということで、我がベアーズ・カフェでも前売りチケットを取り扱うことになりました。興味がある人は、是非、御一緒しましょう。当日はガンボの販売もしなくちゃいけないようですが、これもまた楽しみです。だって宮崎に行くこともめったにないことですからね。ネット上でしか知らない宮崎の人たちに会えるのも楽しみです。
前売りチケットは、ワン・ドリンク付きで¥5000と他の会場より安いですよ。人吉からもツアーを組んで観に行こうではありませんか。尚、サポート・ミュージシャンとして今井忍(ギター)、岡嶋文(ベース、彼はジェフ&エイモスの時もサポートしてました。ベアーズ・カフェにもモーガンズ・バーのメンバーとして何回か来店してます。)の両氏が参加するのも楽しみです。
話は変わりますが、ベアーズ・カフェでも4月11日(水)の午後8時くらいから、大阪からのギタリスト&シンガー樋原海(ひのはら・かい)さんのライヴを行います。ギターの腕も確かだし、ソウルな味付けも粋なちょっと変わったギターの弾き語りがお薦めです。時間がある人は、是非、お越し下さい。¥1500+オーダーです。
といことで、今回はギタリストのライヴの告知でした。