R&Rよ、永遠に!

bearsmick2007-03-27

ちょっと早起きして(僕の場合、午前中に起きるということです。笑)、相当長くなっていた髪の毛を切りに行ってきました。そろそろ暖かくなってきたので、もう髪を切っても風邪をひくこともないだろうという気持ちで、今週末の友人の結婚式用でもあります。
この日記で度々書いているように、今回もぐっと短く切ってもらい、ジェリー・ガルシアからエリック・クラプトンに変身です。もっとも体形はジェリーのまま、あくまでも髪型だけの変身ですが。どっちにしたところでギターが上手くなる訳ではないところが、残念です。(笑)
髪を切って気分も軽くなったところで、店を開けると、先日も仕事の都合で来店してくれた福岡のロック・バンド「コーガンズ」のドラマーたくや君が来てくれました。他にお客さんがいないことを良いことに、今夜もTV録画していた「全米オールタイム・ベスト・ヒット100」という様子の番組を観ていました。司会が赤坂康彦、コメンターに小倉エージ氏(昔僕が働いていた「む」の常連さんで、ニュー・ミュージック・マガジン誌の記事ともども大変お世話になったものです。)、あとはどうでも良い女子アナという三人による進行で、それなりに珍しかったり面白い映像があったりで、親子ほど歳が違う二人で、ああやこうや言いながら楽しく観ました。
どうやってこの番組のランキングが出来たのかは知りませんが、アメリカということで、以前、ここでも取り上げた、雑誌「ローリング・ストーン」誌のランキングに近い感じでした。世代的にも、イギリスよりアメリカの音楽が好きという僕の立場からは、けっこう楽しめ納得のランキングでした。けっこうR&Bやソウルの曲が入っているのも良かったです。
その中での上位ベスト10を書き出してみたいと思います。
①ライク・ア・ローリング・ストーン / ボブ・ディラン
②サテスファクション / ザ・ローリング・ストーンズ
③イマジン / ジョン・レノン
④ホワッツ・ゴーイング・オン / マーヴィン・ゲイ
⑤リスペクト / アレサ・フランクリン
⑥グッド・ヴァイブレーション / ザ・ビーチ・ボーイズ
⑦ジョニー・B・グッド / チャック・ベリー
⑧ヘイ・ジュード / ザ・ビートルズ
⑨スメル・ライク・ア・ティーンズ・スピリッツ / ニルヴァーナ
⑩ホワッド・アイ・セイ / レイ・チャールズ
というランキングでした。9位のニルヴァーナだけは持っていませんが、後はアナログ時代から慣れ親しんだ楽曲です。「ローリング・ストーン」誌のランキングでもそうでしたが、1位が「ライク・ア・ローリング・ストーン / ボブ・ディラン」というのが、英語圏でのディランの影響力の強さを感じさせられます。もっとも僕も英語力がないにも拘らず、中学生に頃聴いたこの歌にショックを受けて、その後の人生までもある意味決ってしまったということで、納得ではあります。(どっかから「欧米か!」というツッコミが聞えてきそうですが。笑)
個人的には、それ以上に影響を受けたグレイトフル・デッドは、このようなランキングには入ってきません。が、現代においても音楽だけでなくライフ・スタイルにまで影響を持ち続けているのも忘れてはなりません。ヒットした曲ばかりが素晴らしいわけではないのです、当たり前のことではありますが。
そんな夜のシメは、久し振りにやってきたギタリストのK君。ブルースをルーツに持っていると自覚したらしいK君は、現在はパンク・バンドで活動しているようですが、とても熱く音楽を語っていきました。今後は球磨ロックなどで一緒に楽しめると良いなと思った夜でした。
今回は、その番組で司会の赤坂氏が、最後に言った言葉で終わりにします。
「R&R is Forever!!」