同時代を生きたとは思えない。

NHK-BSで放送された、アルフィー坂崎幸之助(漢字あってる?)が司会の番組を観ました。何でも70年代を振り返るという音楽番組だということで、ちょっと興味を持って観たんですが、ゲストは元アリスの谷村新司(漢字あってる?)と元かぐや姫南こうせつ(ひらがなで良かった。笑)だったので、僕とはあまり接点がない、所謂フォーク(我が国でフォークというとここいらへんを指すようです)という音楽でした。
当時の歌を谷村+坂崎、こうせつ+坂崎という組み合わせで(最後はお約束で三人で)歌って、その間に当時、関係がある場所などの写真を元にトークという形で番組は進んでいったのですが、同じような時代に同じ東京に住んでいて、ある意味音楽に関わっていたはずなのに、見事に重なる部分がありません。もっとも当時、彼らの歌を聴いていたことは僕もなかったのですが(谷村新司がアリスの前にやっていたグループの「今はもう誰も」は高校時代に聴いて自分でも歌っていたことはあります)。
僕は高校時代からURC系のフォークやロックが好きだったので、まぁ、こんなもんなのでしょうが、それにしても同じ時代を生きて音楽を通して世界を見てきたとは思えない番組だったのは、残念でもあります。彼等のバックでギターやバイオリンを弾いていたのが、故高田渡さんの相棒でもあった佐久間順平さんだったのが、ちょっと嬉しかったです。(笑)