音楽映画は楽しい

bearsmick2007-03-05

WOWOWでジョニー・キャッシュも伝記映画?「WALK THE LINE/君に続く道」をやっていたので、ヴィデオ録画(HDやDVDじゃないのが淋しい)して見ました。
けっこう評判も良くアカデミー賞も獲ったのかな?劇中のライヴ・シーンの歌も主演の俳優さんや女優さんが歌っているそうです。もちろん使われている音楽も当時のもので、ボブ・ディランの曲とか聴いているシーンはグッときました。音楽監督は「オー・ブラザー」でも良い仕事していたT・ボーン・バーネットです。
ストーリーは、レイ・チャールズの伝記映画「RAY」とも重なるような、ミュージシャンとしてデビュー、ツアーの疲れ、ドラッグにはまっての悲惨な生活、離婚、そして意中の人との結婚、再生という絵に描いたようなものでしたが(それでも普通の生活ではない、芸能界ならではですね)、もっとデティールにもこだわってもらえばもっと面白かったかもしれません。
それでもハッピー・エンドな音楽映画は、なかなか良いもんです。残念ながらカントリー界だけじゃなくロック界にも影響力を持っていたジョニー・キャッシュの作品を持っていないのですが、これを機に聴いてみたくなりました。そのジョニー・キャッシュは、最近亡くなってしまったんですよね。
好きな音楽映画というと「ブルース・ブラザース」があるんですが、最近人吉にも進出してきた大手家電店Y電機へ行ったら、DVDも扱っていて、その25周年スペシャル・エディションが売っていました。ヴィデオは昔買って持っていたのですが、2枚組みで特典映像がたっぷり入っていそうなのでつい買ってしまいました。
で、時間を作って観たのですが、やっぱり面白い、最高!です。問答無用のエンターテイメント性がバツグンです。実は、この映画のサントラのほうが先に日本には入ってきていて(1980年頃)、何故、この時代にこんな音楽が流行っているんだろう?という感じだったんです。当時は「サタデー・ナイト・ライヴ」の情報もなかったからね。
今は亡きR&B,ソウルの大物ミュージシャン、キャブ・キャロウェイジェイムス・ブラウンレイ・チャールズジョン・リー・フッカーなども出演していて、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれています。もちろんブルース・ブラザース・バンドの演奏もめちゃカッコ良いし(東京公演は観に行きました)、アリサ・フランクリン(まだまだ死なないで貰いたシンガーです)の歌にもグっと来ます。
その後20年経って作られた「ブルース・ブラザース2000」もヴィデオは買ったのですが、特典があるんだったらDVDも買っちゃおうかな。こっちのほうもゲスト・ミュージシャンが豪華でしたもんね。残念ながら主演のジョン・ベルーシは1作目の後、すぐに死んでしまったのですが。
ジョン・ベルーシは、好きなコメディアンでした。「サタデー・ナイト・ライヴ」でのパフォーマンスを集めたヴィデオ作品も持っているくらいです。彼もまたある種選ばれた天才だったのでしょうね。
また、閑な時にでも観てみようと思います。