7インチ・シングルも良いなぁ。

bearsmick2007-03-01

本当に久し振りに7インチ・シングルを買いました。もちろんここいらでは売っているはずもないので通販ですが。それはベアーズ・カフェでも何回かライヴをやってもらっているマダム・ギターこと長見順ちゃんとスウィンギン・バッパーズでの活躍や雑誌での軽妙なコラムが素敵な吾妻光良さんの初コラボ作品で、二人の掛け合いも面白く、素敵な作品に出来上がっています。二人の音楽を知っている人だったら、ニヤッとすること間違い無しです。500部限定アナログ・シングルというのにも惹かれますネェ。(笑)
ということで、久し振りに持っている7インチ・シングルをチェックして聴いていました。こんなの持ってたっけ?というのもあったりして面白かったんですが、とにかく7インチ・アナログの音は良いです。太くて柔らかくて迫力ある音です。問題は収録時間が短いことくらいですが、1曲を集中して聴くのには、これまた良いんですね。(笑)
今夜は何故か、お客さんの持ち込みLPやリクエストに応えてのLPなどアナログ付いていたのですが、やっぱり音は良いですね、デジタルより。で、もちろんLPよりEP(シングル盤)のほうがより音が良いわけです。
ただ困ったのが、箱に入れてしまってあったEPをチェックしていると、埃っぽいというか独特の空気が流れること。中古レコード屋や古本屋が好きな僕には懐かしい感じなんですが、どうも口の中まで、その埃っぽさが入り込んできて、ちょっとなんだかなぁ!?な感じでした。(笑)

今回、久し振りに買う前に買っていたEP、上段左から吾妻光良&ザ・スウィンギング・バッパーズのデビュ−EP。なんと言って吾妻さんが若い!だって髪がある。(笑)真ん中は、先日もここで取り上げた細野さんの「北京ダック」、右は、僕が大好きな久保田麻琴さんの「バイバイ・ベイビー」これは夕焼け楽団ではなくて、鈴木茂のハックル・バックやティンパン・アレー系のミュージシャンがバックを勤めたナイスな和製ニューオリンズサウンドです。右下はビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」、アンソロジーが出たときにシングル・カットされたものですね。
特別参加の2枚は、元トマトス松竹谷清から誕生日やクリスマスに貰ったEP。左はトマトスの名EP、ジョージ・マックレーの「ロック・ユア・ベイビー」のカヴァーです。ライヴやDJでも盛り上がっていたものです。真ん中は、アルバートハモンド「落ち葉のコンチェルト」。原題は「For The Peace Of All Mankind」なんですが、何故「落ち葉のコンチェルト」なんでしょう?落合恵子さんによる解説も時代を感じさせられました。音楽はキレイな良い曲ですね。(笑)