ミー&ボビー・マギー

bearsmick2007-02-19

最近、デッド・ヘッズ関係のマイミクさんのところで「ミー&ボビー・マギー」という歌のことが話題に上っていました。かつては自分でも歌っていたこともあるくらい僕も好きな歌なので、また興味をもって歌い始めました。
この歌は、今は俳優として有名なアメリカのミュージシャン、クリス・クリストファーソンの作品なのですが、ジャニス・ジョプリンの遺作となった傑作アルバム「パール」に取り上げられて、そこからのシングル・ヒットとなったので、ジャニスの歌で御存知の方も多いかもしれません。
更には、ここでも度々取り上げているグレイトフル・デッドも「スカル&ローゼス」と言われるライヴ・アルバムのなかで取り上げて歌っています。我が国でも中川五郎さんや高石友也さん、南正人さんが日本語に訳して歌っていらっしゃるようです。
1970年前後のあの空気を色濃く漂わせるその歌は、旅の歌でもあるし愛の歌でもあるわけで、当時の若者の心情にフィットしたんだと思います。
サビ/リフレインの歌詞は「自由と言うのは失うものが何もないことさ」と言うんですが、デッドは「自由と言うのはすることが(やらねばならないものが)何もないことさ」とも歌っています。なんか意味深というか現代にも通用する、ある種哲学的な歌詞?でもあります。
という訳で、今年のDSDの新曲として(古い歌ではありますが)ライヴで取り上げてみようと思っています。元々はフォーキーな感じの曲なんですが、DSDはちょっと軽快なロックンロールで出来たらなと思っています。DSDのライヴを見る機会がある人は期待していてください。(笑)
ということで今回の写真は、ジャニス・ジョプリンのトリビュート・アルバム。ジャケットは、この日記でも度々登場のマイミク/友人の遠藤聡明画伯です。もちろん「ミー&ボビー・マギー」もオリジネータークリス・クリストファーソンの歌で入っています。