エスニック・ジャムVol.2

bearsmick2007-02-03

2月2日にベアーズ・カフェで行われたライヴのレポートを書こうと思ったのに、はてなダイアリーがメンテナンスということで書けませんでした。もっとも仕込みなどもあったので時間が取れなかったのですがね。
ということで一日遅れの2日の日記と言うことでヨロシクです。
昨年11月にビッキー&オーチャンによる「エスニック・ジャム」のライヴをやったのですが、年が明けたと思ったらもう第二回目のライヴを行うことになってしまいました。前回はお客さんは少なかったものの、すごいスペイシーなノリで楽しませてもらったので、そのリベンジと言うこともあって?今回もまたあいちゃんが仕切ってくれました。
今回の目玉は、薩摩琵琶の弾き語りで有名な後藤幸浩さんを迎えるということ。ビッキー&オーチャンとは面識があると思いきや、なんと初対面、それも二人がヴィデオで後藤さんの演奏を見てファンになったので、熊本在住の後藤さんにオファーを出して、今回の共演となったそうです。
ホーメイ、イギル、口琴それにハングという楽器と後藤さんの薩摩琵琶がどのように絡むのか僕も興味津々だったのですが、音あわせも打ち合わせもほとんど無い、いきなりのジャム・セッションは、なかなか興味深いものでした。確かに最初はお互い探りあいの様相もあったのですが、そこは流石のプロフェッショナル、次第にノリが出てきます。前回のように人力テクノのようなトランスとはまた違ったジャム・セッションが楽しかったです。
前回同様、今回も思ったことですが、どうしてもちょっと敷居が高くなりがちな伝統楽器や民族楽器を使った音楽をポップに表現/使用している彼らのようなミュージシャンは貴重な存在だと思います。
それにしてもそれらの楽器から出る音の素晴らしさと言ったら、太くて高貴な感じがするんですよ。決してキレイだけじゃない、でも心に響く音、それこそが倍音音楽の素晴らしいところかもしれません。
後藤さんとは僕も初対面だったのですが、やっぱり共通の知人がいて、とても初対面とは思えないような感じの人で、気さくに話が出来ました。これも嬉しいことです。ビッキー、オーチャンはもちろんのこと、楽しいライヴでした。
今回は前回と違って、たくさんのお客さんに来ていただきました。多分初めて接する人も多かったと思いますが、どんな感想をお持ちになったのか興味もあるところです。

口琴でビヨ〜ン中のビッキー。NHK「あいのて」TV出演中です。

薩摩琵琶の後藤さん。素晴らしい音を奏でてくれました。有名な「平家物語」の一節も聞かせてくれました。

今回は完全生音でのライヴにしました。音を探りながら合わせていきます。

オーチャンの(スペイシー)ハング。やっぱり良い音です。面白い楽器です。

今回はオープン・チューニングのギターも持って来ていて演奏していました。

ライヴが終わって記念撮影。みんな顔にペインティング。なんだかパーティーのような和気あいあいのライヴでしたが、ちょっと内輪で盛り上がりすぎたかと反省も・・・。(笑)
ポップなエスニック、楽しいです。当たり前に今ある楽器も元はと言えば、みんな民族楽器だったりしたんだよね。