なんと言って良いか分からないけど

bearsmick2007-01-29

昨日の整理整頓で再発見されたヴィデオを見ていたら、新たなる発見があったりして、それなりに楽しかったのですが、今年ももう一ヶ月が過ぎようとしているんですね。ついこの前、お正月だったのに・・・。時間が経つのが早すぎます。(相変わらず店は閑だし・・・。苦笑)
僕がグレイトフル・デッドというアメリカのバンドが好きなのは、店に来たことがある人やこのブログを読んでいらっしゃる方には周知のことだと思います。高校時代にその存在を知ってからというもの35年以上に渡ってレコードやCDを買ってきました。
2年前に「BEYOND DESCRIPTION(1973-1989)」というCD12枚組のボックス・セットが発売されたのですが、もちろんLPもCDも全て持っていたので(アリスタから出ていた6枚組ボックス「DEAD ZONE」も持っていました。)、お金も無いし買っていませんでした。このセットはデッドがワーナーを離れた後、自分たちのレーベルであるグレイトフル・デッドからまたもメジャーのアリスタ入りした作品が収められているものです。以前出たワーナー時代のアルバムを集めた同じく12枚組ボックス・セット「THE GOLDEN ROAD(1965-1973)」は、まだ余裕があったのか?(笑)買って持っていたのですがね。
ところが、東京時代の友人で、このセットの日本版の監修をやったムロケンこと室矢賢治氏から直にこのセットを買って欲しいという連絡が入ったのでした。以前からムロケンには、「デッドの訳詩集を出してよ。」というリクエストをしていたので、今回の日本版セットに入っているライナーの訳と歌詞の訳は、ある意味そのリクエストに応えてくれたものとも言えるわけで、それならばと購入を決めた訳ですが、なんせ貧乏な僕のことです、その代金を捻り出すのにまたも手持ちのギターを売ってしまいました。
という訳で2週間前には届いていたのですが、なんせ12枚という量で、オマケに未発表のスタジオ・ヴァージョンやライヴ・ヴァージョンなどのボーナス・トラックも68曲あるので、なかなか聴くのに時間がかかってしまいす。もちろんほとんど聴いたことがある曲で慣れ親しんでいたものなんですが、リマスターされたそれらは音も良くてまた聴き入ってしまうものでした。充実の244ページにも及ぶ日本版ライナーノーツもまだ読めていません。老後の楽しみがまた一つ増えた感じですかね。(笑)
今年になって買ったCDはというと、前にここでも書いた10枚組で¥1460のセット2組(ジャンゴ・ラインハルトとブギ・ウギのコンピ)と今回の12枚セット。さらには遠くのネット友達からのCD-Rも何枚か届き幾ら時間があっても聴ききれません。
嬉しい悲鳴と言いましょうか、なんと言って良いか分からないけど(BEYOND DESCRIPTIONってこういう意味でしたっけ?)、毎日音楽に囲まれて生活できる幸せを噛みしめています。後はもうちょっとお客さんが来てくれると言うことないんですがね。(笑)
書き忘れましたが、このボックスの表紙に付いているスティール・ユア・フェイスの金属製のエンブレム、素晴らしいです。確かに2種類の12枚組ボックス・セットが家宝なのは間違いのないところです。