次々と湧き出るリズムで

bearsmick2007-01-27

今日は僕が好きだった日本のミュージシャン、「じゃがたら」の江戸アケミと「ボ・ガンボス」のどんとの命日でした。江戸君とは大学のクラス・メイトでもあり、学生バンドの頃はよく一緒に遊んでいたものです。どんととはそんなに親しくはなかったものの、KYONや遠藤聡明君なんかと一緒にニューオリンズもののDJ+ライヴ・イベントで御一緒させてもらっていました。もちろんボ・ガンボスの音楽は大好きでした。
ということで今夜は、お客さんはほっといて両者の映像を堪能していました。江戸君は1990年に亡くなったので、もう17年になるんですね。画面に映る江戸君はものすごく若いです。若い頃一緒に遊んでいてもすごく真面目な人でした。最後まで真面目に音楽と向き合い自分の生き方を貫いていたのは、どんととも共通していると思います。
見てくれやファッション(特にステージでの)が、派手である種ぶっ飛んでいる感じがするので二人とも誤解されるところもあったかもしれませんが、ロックが何たるかを体現し続けたミュージシャンだったと思います。ステージから若い観客へメッセージを送り続けたことも共通してますね。その後、彼らに影響を受けたバンドやミュージシャンも出てきて全国各地で活動しているようです。世界の映像が観られるYOUTUBEにもコピー・バンドの映像がアップされています。もちろん本人たちのライヴ映像も観れるので興味を持った人には是非探して観て欲しいと思います。
「次々と湧き出るリズムで」は江戸君/JAGATARAの後期のメッセージでもあり音楽に対する姿勢でもあるのですが、ボ・ガンボスにもこれまた共通することでもあります。「今が最高と転がっていこうぜ!」江戸君が叫ぶこの言葉を真摯に受け取って、今日を偲びたいと思います。