久し振りのお客様

何年か店を営んでいると、お客さんの移り変わり、入れ替わりは当たり前のようにあります。以前も書いたようにその世代交代が上手くいっていないのも店が閑な原因の一つなんでしょうが、慣れてしまって新鮮味がなくなっていくのは、ある程度仕方が無いことなのかもしれません。そんなところをクリアーして長きに渡って存続して、老舗となるには、それなりの苦労や頑張りが必要なんでしょうね。ベアーズ・カフェもそうでありたいと思っています。
ひょんなことから、昔のお客さんのことを思い出したりすることがあります。「あんなこと話したよな」とか「あんなことしたよな」とか思い出し、もちろん顔や声も思い出したりします。
もうこの近所に住んでいない方もいらっしゃるでしょうし、住んでいても家庭が出来たり、仕事の都合で時間が取れなくなったりしている方もいらっしゃることでしょう。それでも思い出したように、たまに顔を出してもらえると店を営んでる身としては、すごく嬉しいものです。
今夜は、そんなT・M子さんがやって来ました。なんでも東京に出て2年くらい経つそうです。僕は彼女が東京に行ってしまったことさえも知らなかったのですが、久し振りの帰省にベアーズ・カフェに来てくれたことが本当に嬉しかったです。残念ながら写真はないのですが、東京での友人Iさんも連れてきてくれました。
ということで、いろんな話をしながら美味しいお酒を頂くことが出来ました。こんなこともあるから店をやっているのは楽しいんです。老若男女かかわらず、いろんな人と知り合えるのも面白く楽しいことです。
お客さん同士もたくさん知り合いになって、世界を広げる手助けになるんであれば、店を営んでいる身としては仕事冥利に尽きると言っても良いでしょうね。
ということでお客さん来てね、待ってまーす。(笑)