日曜日は

bearsmick2006-12-18

昨日もまたネット接続が出来なかったので、せっかく書いた日記がアップ出来なくて一日遅れになってしまいましたが、遅ればせながら今日アップしておきます。(先日NTTの人に来てもらって見てもらったのに、原因が分からないらしいです。そんなことじゃ困るんだけど・・・。)
早起きして(僕にとって午前中に起きることは早起きになります。笑)、ブランチを頂き(ということで必然的に朝食と昼食は兼用になります。但し家族はちゃんと2食目の昼食のようです。)、1時から人吉のお隣、相良村の体育館で行われた「この川に、ダムは似合わん!」という集会に行って来ました。
僕はどの団体にも所属していなくて、いつも一匹狼(と言えばカッコ良いけど、単に組織が苦手なだけです。)な立場で動いているんですが、大型公共事業として40年にも及び問題になっている川辺川ダムには関心を持っています。僕が中学生の頃に計画された川辺川ダムは、9年前に人吉に帰って来た時に、まだ出来ていなかったことに驚き、興味を持ったものでした。
人吉で生活するようになって知り合った人たち(もちろん推進派の人も反対派の人もいらっしゃいました。)と話したり、自分なりに調べたり考えてみると、やっぱりダムは必要ないなと思いました。積極的に反対運動をしている訳では無いのですが、自分の考え通りに生きたいという思いで今日の集会に参加したのです。
収賄問題で長い間拘束されていて、拘束中に選挙戦を戦い当選された相良村長の矢上さん(29歳で日本新党から衆議院議員に当選したものの、その後の選挙では落選、現在は相良村長の46歳)の講演に興味を持ったのも大きな一因です。何故なら球磨川流域・川辺川ダム問題に関係するの市町村の首長で初めて(以前、八代市長でダム反対の人がいましたかね?)反対の意思表示をして促進協からの脱退をした首長だからです。なにより川辺川ダムはその相良村に建設予定なのです。
いろんな人が講演をしたものの(矢上さんの講演にも全て同意する訳ではありませんでした。)、これといった新しいデータや提起はなかったのですが(それでも分かりやすい説明は良かったと思います。反対集会だから当たり前と言えば当たり前です。)、小雨降る中、それも師走の忙しい中、2300人もの一般住民が集まったことは評価されるのかもしれません。新聞によると地元相良村からも800人もの参加者がいたそうです。それまでは、行政レベルでは、ダムを造る派(推進派)だったので、なかなか反対の意思表示をすることが難しかったそうですが、その中心の相良村が反対の意思表示をしたことで、なにか大きな流れになるよう気がします。
もちろん推進/反対の両方にも理もあるし意見もあることでしょうが、環境や経済のことも踏まえ、永き将来のことを考えて選択していきたいものだと思います。(冒頭の集会の写真は熊本日日新聞から)
ちょっと真面目に考えて家に帰って来た後は、延々TVでサッカー観戦。3位決定戦を観た後は、家族三人でお好み焼き&焼きソバ、カミさんの故郷(青森)から届いたばかりのホタテを肴に飲みながら、僕にとって、今日のメイン・イベントであるクラブ・ワールド・カップ勝戦バルセロナvsインテルナシオナルを観ました。期待したバルセロナの華麗なサッカーは残念ながらなりを潜めた試合で、結果インテルナシオナルのカウンターが決っての優勝だったのですが、ワールド・カップ出場の選手が一人もいないインテルナシオナルのしぶとい試合運びは、さすがブラジルのチームということですね。キャプテン、フェルナンドン(彫が深く濃い顔で、我が家ではブラジルの日倉士歳朗と呼ばれていました、笑)の「我々はセレソン(ブラジル代表)と思って試合に臨んだ。」という言葉にプライドと意気込みが感じられました。嬉しそうにロナウジーニョと言葉を交わす17歳のアレッシャンドレの姿も初々しくて良かったですね。近い将来、ヨーロッパに渡んでしょうね、きっと。そうやって自分の夢に近づいていくんです、ブラジルの若者たちは。
世界一と思われていて世界のスーパー・スターが揃っていても、必ずしも勝てないというところもサッカーの面白いところではあります。
その後続いたサッカー番組を観つつ、ウトウトしてそのままコタツで寝てしまったグウタラな日曜日でしたとさ。(笑)