夜霧の・・・

毎日仕事を終えたら、自転車で家へ帰っているのですが、昨日の夜は夜霧で周りが良く見えないくらいでした。人吉は「霧の都」とも言われることもあるんですが、「霧の都」と言えば、なんとなくミステリアスで雰囲気もよさそうなんですが、実際は昼までお日様が射さず洗濯物も乾かないという不便なこともあります。
で、夜霧の・・・と思っていたら反射的に思い出したのが「夜霧のサンフランシスコ」。これはフランク・シナトラとかが歌った歌でしたっけね?ミステリーにも同タイトルの作品があるようです。もっとも僕は読んだこともなくて、ちょっと調べてみたらジョー・ゴアスという作家の作品で原題は「サマー・フォグ(夏の霧)」というタイトルらしいです。今度読んでみようかな。
サンフランシスコの街がジャケットに使われたライヴ・アルバムも思い出しました。一つは最近のマイ・ブーム、ジョン・ハイアット〜リトル・ヴィレッジから、そのリトル・ヴィレッジの1992年のライヴ・アルバムがそうだった訳です。どうにも垢抜けないというかダサい、一見イージー・リスニングのアルバム?と疑われるようなジャケットな訳でした。もちろん内容は良いんですが、聴きながらそのジャケットを眺めていたら、また気付きました、これと似たようなジャケットのCD。
それはヴァン・モリソンの名作ライヴ・アルバムです。これまた、そのダサい(笑)ジャケットとは裏腹に、バンドにキーボーディスト、ジョージー・フェイムを迎えてのジャズ、ブルース、ソウルなどヴァン・モリソンが好きな音楽を思い切り演奏しているものです(ヴァン・モリソンは歌だけでなくハーモニカやサックスも演奏しています)。2枚組みなのでカヴァーもオリジナルもとても良い出来で聴き応え満点です。
 
左:リトル・ヴィレッジ「ライヴ・イン・サンフランシスコ」右:ヴァン・モリソンの「ライヴ・イン・サンフランシスコ」どっちもそのジャケットのダサさに似合わない良いライヴ・アルバムです。(笑)
さてウィスキーでも飲みながらヴァン・モリソン聴こうかな。