サム&オーティス

bearsmick2006-12-10

ジョン・レノンに続いて今日10日は、偉大なソウル・シンガーであったサム・クックオーティス・レディングの命日でもありました。店をやるようになって毎年この日は二人の音楽を聴くようになっています。
両人とも若くして亡くなったので(サムは恋人に撃たれて?、オーティスはヘリコプターの事故で)、残された作品はそう多くはないのですが(それでも昔のシンガーは多作だったので、相当数の作品は残されています)、後世への影響力といったら凄いものがあります。例えばロッド・ステュワートのサム・クック好きは有名ですし、我が国代表では、キヨシローのオーティスへの愛情も有名なところです。
もちろん二人とも良い声をしたソウル・シンガーだったわけですが、その他のシンガーと大きく違うのは、二人とも曲も作れてプロデュース能力もあったということです。歴史に”もしも”はつきもので、なおかつ無理なことなんですが、もしもこの二人が長生きして音楽に関わっていたら、その後の状況はずいぶんと変わっていたんじゃないかと思います。
以前、ここでも取り上げたDVD「ザ・ビート!!!」の最終回がメンフィス/スタックス・サウンド特集で司会をオーティスがやっていたのですが、さすがに”ビッグ・オー”と呼ばれるだけあって、まだ若かったはずなのに身体も大きく存在感もありました。
ともあれ、これまた一年に一度くらいは、しっかりと聴いてみるのも悪くはないものですよ。今流行のR&B/ヒップホップに夢中な人にも是非聴いてみてもらいたいものです。
 
僕が好きなサム・クックオーティス・レディングのライヴ・アルバム。熱いソウルが胸を打ちます。