ジョン・ハイアット

bearsmick2006-12-01

来週の火曜日12/5に人吉の「ケイン・カレー」というカレー屋さんで関島秀樹さん(熊本では知らない人は居ない、先日亡くなったばってん荒川さんが歌う「帰らんちゃよか」の作者)というシンガー・ソングライターのライヴがあるんですが、その前座として相棒のサムチンと二人のユニット「サム&ミック」でライヴをやります。今のDSD(ディープ・サウス・ドランカーズ)はなんとツイン・ドラムの6人編成なんですが、8年前の事の始まりは、この二人組「サム&ミック」でした。
ということで今夜は二人で久し振りに練習していたんですが、二人だけだときっちり楽器も弾かないといけないので、面白いけど大変でした。それに久し振りにやる曲なんかは忘れたりしてるしね。(笑)
それにしても金曜日の夜なのに営業時間に練習できる店なんて・・・・!(苦笑)
そのサムチンから誕生日プレゼントにジョン・ハイアットのDVDを貰いました。これまた「ライヴ・フローム・オースティンTX」のシリーズです。このシリーズは本当に渋くて良いライヴをたくさん出してくれています。
早速、観たのですが、ちょっと若めのバンド・メンバー(ギルティ・ドッグス?)を従えての1993年のライヴのようで相変わらず色っぽい声で渋く素敵な歌を披露していました。ただその動きには、けっこうひょうきんなところもあったりして楽しかったです。意外な発見ですね、80年代末の来日を見逃していた僕には。(そのライヴは、サニー・ランドレス率いるゴナーズと一緒のステ−ジで、観に行った友人たちから、とにかく凄かったとの評判を聞かされていました。)
ジョン・ハイアットの存在を知ったのは、ピーター・バラカンさんがやっていたTV番組「ポッパーズMTV」だったのですが、この番組には本当にお世話になりました。確かライ・クーダージム・ケルトナーニック・ロウなど後に「リトル・ヴィレッジ」という僕のような音楽が好きな人にとっては、スーパー・バンドと言えるバンドを組むことになるメンバーによる傑作アルバム「ブリング・ザ・ファミリー」だったと思うのですが、一発で気に入った僕はそれから暫くは新譜が出るたびに買っていたものでした。
最近はあまり聴いていなくて、5,6年前に出た「クロッシング・マディ・ウォーター」というブルース色が強いアルバムを当時聴いていたくらいですかね。
でも今回DVDでライヴを観て、またその良さに気づき直した訳です。このライヴの最後に演奏している「パーフェクトリー・グッド・ギター」という曲は、豊田勇造さんの「ギブソンJ−200」の元になった曲ですね、きっと。あくまでも元になったと言っている訳で、パクったなんて言ってないですよ。(笑)
このライヴと同時期のライヴCDが「ハイアット・カムズ?・アライヴ・アット・ブドウカン?」というユーモラスなタイトルでも出ています。これまた良いライヴCDだったと思います。

ここんところ、ちょっと忘れかけていたジョン・ハイアットさんをまた聴きなおしてみようと思います。渋い歌うたいや歌作りに、憧れ続ける僕でした。(笑)