台風の球磨ロック’06

bearsmick2006-09-17

各地で凄い被害続出の台風13号でしたが、「球磨ロック」はどうにかやることが出来ました。もっともミュージシャンもお客さんも来るに来れない人も続出しましたが、集まってくれた人たちで、それなりに楽しく過ごすことが出来ました。ただ時間の問題でちょっとの不満も残ったのも事実ですが。
人吉は幸いにも台風の影響はそんなには受けなかったようですが、台風の中、来てくれた人たちには本当に感謝します。スタッフも今回のことはいろんな面で勉強にもなったし、より一層の団結力も生まれたような気もします。
今回は僕も例年のように酔いつぶれなかったことを声を大にして言っておきたいと思います。(笑、だってカミさんや娘に、とにかく口うるさく言われていたんですもの・・・トホホ。)
急な要望にもかかわらず、会場を貸してくださったイスミ本店ですが、さすがに台風が来るとあって、当初の時間より1時間、石野公園開催の予定時間より2時間早い午後7時には閉店したいという事情もあって、予定より2時間早い午後1時からコンサートは始まりました。
最初は地元の高校生バンドが2つ出演しました。娘と同じ学校に行っている連中もいたということですが、バンド名を覚えていませんでした、ごめんなさい。(他所のところで調べてきた所によるとビッグ・フライとヒューマン・フライと言うバンドのようです。ハエなのか飛ぶのか、はたまた美味しいのか?!)


そしてDSDの登場です。初めてツイン・ドラムになったDSDを見るスタッフもいましたが、おおむね好評で一安心でした。お酒控えめで気持ちよく出来ました。(と思っているのは自分だけ?笑)


アコーディオンも登場していよいよマルチ・プレーヤーぶりを発揮し始めたサムチン。今後の活躍も期待できます。
さてお次は、宮崎から駆けつけてくれたホウミズム。プリミティヴなジャンベのリズムに乗ったホウちゃんのヴォーカルはとても素敵でした。

そして球磨ロックではもうすっかりおなじみになった熊本からの大吾郎。その若さに似合わない落ち着いたグルーヴィーなロックなノリで会場も徐々にヒート・アップしていきます。

今回も出演してくれたベリー・ダンスのキャラヴァン・カーニヴァル。台風のせいで今回はかおり先生一人のパフォーマンスでしたが、人吉の生徒さんたちも加わって大盛り上がりまし。なかにはまるで盆踊りのような人もいましたがね。(笑)

これまた宮崎から参加の予定だったチンドン屋さんの花ふぶき一座でしたが、来れたのはバズロッカーことひさし君一人で、ロック・シンンガーでもある彼のソロになってしまいましたが、最後の曲でホウミズムのホウちゃんのジャンベと共演してくれました。

で、いよいよ真打のウシャコダ登場。長い時間待たせてしまいましたが、さすがはプロ、しっかり楽しいステージを見せてくれました。同じ機材を使っていても出てくる音が違うというというか確かなテクニックと経験に裏打ちされたそのエンターテイメント溢れるソウルフルなステージに、そう多くはなかったお客さんも堪らず笑顔で踊り出します。
残念なことに時間の関係でアンコールまでは至らなかったのですが、十分満足できるステージを見せてくれました。さすがベテラン!日本が誇るソウル・バンドには違いありません。


相変わらずの力技?を見せるベースの恵福君。この後のサトル君との空中ギター交換は残念ながら失敗に終わりましたが、メンバー全員のそのエンターテインに徹する姿は、そりゃもう美しいものがあります。(笑)
時間に追われてバタバタと撤収し、スタッフでちょっとしたミーティングをやった後は、お決まりの楽しい打ち上げです。(今までは、この時間にはすっかり潰れていて参加したことがないのです。笑)
時間があるスタッフとウシャコダの連中で居酒屋サンへ移動して楽しい宴会が始まりました。あちこちで音楽談議なども始まり、さらにはサムチンが持ってきたウクレレで牧伸三(藤井君は牧伸二の弟子でもあり、プロデューサーでもあるんです。)リサイタルも始まりました。いやぁ、楽しかったです、みんなで「あ〜ぁ、やんなっちゃった、おどろいた」の大合唱でした。


翌日の撤収があるため打ち上げに参加出来なかったスタッフのみなさん、自分たちばかり楽しんでしまって申し訳ありません。今度きちんと打ち上げやろうね。そして来年や今後も楽しく球磨ロックが出来るよう頑張ろうね。
ともあれ、台風13号とウシャコダのおかげで今年の球磨ロックは記憶に残るモノになるのは、間違いないところです。