レジェンド

bearsmick2006-09-01

昨日に続き、この夏に入手した新譜ではないお徳CDの紹介を。これはカミさんのお仕事に付き合って行った宇土シティという田舎のショッピング・センターにある、ほんと街場のCD屋さんという風情の店にあったもの(売れ残って)です。
今までもジミ・ヘンドリックスシェリル・クロウとCD2枚+DVDで¥2980というお買い得シリーズの紹介をしてきたんですが、今回もまたそのシリーズで出ていたものです。
レジェンドは80年代に入って出たボブ・マーレー初のベスト・アルバムで、全世界で大ヒットしたと思います。ボブ・マーレーが好きだった僕は、トロージャン〜アイランド時代のものをLPを買って聴いていたんですが、世の中がCD時代になってきたので、好きなミュージシャンのベストものをCDで買うようになっていたものでした。で、このレジェンドも買ったのですが、そのCDは前の店のバイトの娘にあげてしまっていました。
そういえばこのレジェンドはヴィデオ作品でも出ていて、最初はPAL方式のヴィデオを友人のジェイ君が入手してきて日本で観れるNTSC方式に変換してもらって、それはそれは大事に観ていたものです。当時は映像作品は貴重だったんですよ、今と違ってね。
今回のレジェンドは、21世紀に入り新たにデジタル・リマスターされたものに、デラックス・エディションとしてそのリミックス・ヴァージョンが付いたものに、さらにヒストリー・オブ・ボブ・マーレーとも言えるヴィデオ作品「タイム・ウィル・テル」が付いた、とてもお徳感があるものです。CDも最初でたものより曲数も多いです。もちろん音も良くなっているようです。
ボブ・マーレーの曲は、シリアスなものが特に初期の頃には顕著なんですが、このレジェンドは割りとラヴ・ソングや優しいものを選んであって、そこにメッセージ色があるものをまぶすことで、より聴き易く、そしてボブ・マーレーの世界に入りやすくなるようにしてあるようです。
若い人たちにレゲエは大人気のようで、クルマにジャマイカ国旗やラスタ・カラーのステッカーを貼っているのも良く見受けられます。ボブ・マーレーはレゲエの神様といわれているようで、店に来る若者たちも店の壁などに飾ってあるボブ・マーレーのポスターなどに反応しています。レゲエを楽しみながら世の中を観る、そんな気持ちを持ってもらえたらいいと思います。
先日、サザン・オールスターズが大好きな姪が、「オジちゃん、ボブ・マーレーって良いんでしょ?何か貸して。」って言ってきました。そこで、僕はこの「レジェンド」ではなくもっと聴き応えがあるCD4枚組みの「ソング・フォー・フリーダム」を貸してあげました。どういう感想が返ってくるか楽しみです。