オールマン・ブラザース・バンド

bearsmick2006-08-21

定期購読はしていないけど、その時の特集によって買うことがけっこう多い音楽雑誌に「レコード・コレクターズ」があります。この雑誌、いつも行く人吉の本屋さんMに毎月何冊かは入荷しているようなんですが、発売日をちょっと過ぎると売り切れて店頭にないことがままあります。(きっと2,3冊しか入荷してないんでしょうね)
先日の友人のWeb日記に今月号はオールマン・ブラザース・バンドの特集ということが出ていたので、これは忘れずに買いに行かねばならないと思っていた訳です。
なんでも最近出たオールマン・ブラザース・バンドの4枚目のアルバム「イート・ア・ピーチ」のデラックス・エディションを機会に特集されたようです。以前サザン・ロック特集では取り上げられていたものの単独での特集は初めてということ、ちょっとビックリです。やっぱり僕が好きなミュージシャンたちは、ちょっとメインストリームからずれている人たちが多いのでしょうかね。でもオールマン・ブラザース・バンドは大物バンドだと思うんだけどな。
24歳で死んでしまった天才ギタリスト、デュエイン・オールマン(エリック・クラプトン/デレク&ドミノス{レイラ」での空を翔るギター・ソロは有名ですね)在籍時のライヴはもう圧巻です。「イート・ア・ピーチ」のレコーディングの途中でバイク事故で死んでしまったデュエイン・オールマンですが、そのデラックス・エディションには1971年のフィルモア・イースト(ニューヨークのラウヴ・ハウス)のクロージング・コンサートでのライヴが入っているそうです。コレは僕に買えっ!と言っているとしか思えません。(笑)
ということで今夜は、1枚目の「オールマン・ブラザース・バンド」2枚目の「アイドルワイルド・サウス」、そして3枚目の名ライヴ・アルバム「フィルモア・イースト・ライヴ」の1992年に出た完全版CDを聴いていました。ブルースをベースに、重厚である意味ラフで豪快なサウンド、久し振りに満喫しました。
オールマン・ブラザース・バンドは現在でもオリジナル・メンバーに若手のギタリスト、ウォーレン・ヘインズとドラマーのブッチ・トラックスの甥であるデレク・トラックス(二人とも各自のバンドでも活躍しています)などを加えた編成で活躍しています。グレイトフル・デッドと並んで元祖ジャム・バンドという捉え方もされていて若いファンにも人気があるようです。
今夜は35年前のライヴを楽しんでいたのですが、機会があったら現在進行形のライヴも経験してみたいものですね。ライヴのDVDは持っているので、とりえずそれまではそれで我慢していようと思います。