JERRY GARCIA BOX

bearsmick2006-08-02

ジェリー・ガルシア週間ということで、ジェリーが残してくれた音源を聴いています。今回は10年ほど前、まだ東京にいた頃入手した5枚組を紹介したいと思います。
ジェリーは本家のグレイトフル・デッドでの活動の他、ジェリー・ガルシア・バンド、マンドリン・プレイヤー、デヴィッド・グリスマンとのアコースティック・バンドなどたくさんのセッションやライヴ活動をしていました。聞くところによると、ジェリー本人は本当に演奏することが好きで、1週間にデッドのライヴを2回、ジェリー・ガルシア・バンドでのライヴを2回、デヴィッド・グリスマンとのアコースティック・バンドでのライヴを2回して1日の休みが取れたらそれで満足だと言っていたそうです。
そんなジェリーなので、とにかくたくさんのライヴ音源が残っています。このボックスには1973年、74年、79年、そして亡くなった年である95年の演奏が収められています。
そのバンドもキーストーンズでのライヴで有名なガルシア/サンダース・バンド、本格的なブルーグラス・バンドのオールド&イン・ザ・ウェイ、個人的には一番観たかったザ・グレイト・アメリカン・ストリング・バンド(マリア・マルダーやタジ・マハールもメンバー!)、リジェンド・オブ・マリー、レコンストラクション、そして最後のガルシア/ホプキンス・バンドと演奏しているジャンルもブルーグラスからフォーキーなロック、R&B、ソウル、フュージョン、ジャズと多岐に渡っています。本当に純粋に音楽が好きだったことが分かる(というか音楽にジャンルは関係ない!?)ライヴ音源です。
演奏された場所と月日、バンド・メンバーという最低限のクレジットはあるしキレイなカラー写真(もっともその当時のライヴ写真ではありませんが)のブックレットも付いていて、僕にとってはお宝のボックスです。
今夜はこのボックスを聴いて楽しんでいました。お客さんで反応した人はいらっしゃいませんでしたが。(苦笑)
でもいいんだもん、仕事中に好きな音楽を聴けるというのは、ある意味幸せなことなんですから。