グレイトフル・デッドのファン誕生!?

bearsmick2006-07-31

今日で7月も終わり(本当に時間が経つのは早いものです)、8月突入です。7月は大雨が続き、やっと上がったと思ったら梅雨明け宣言、そしてカァーッと暑い真夏日が続いています。みなさん体調管理には気をつけて夏を楽しみましょうね。
8月1日はジェリー・ガルシアの誕生日で、9日は命日です。1995年没なので生きていたら今年64歳になる訳です。53歳で亡くなったので、今年僕も53歳になって追いつくことになりそうです。
そんな、いわばジェリー・ウィークとも呼べる8月にはいる直前の今夜、相変わらずのベアーズ・カフェに超常連でDSDのベーシストでもあるナテっちがやって来ました。彼は地元の消防団員でもあるのでこの季節は、消防の大会のための訓練で多忙を極めているようです。昨日行われた郡部の大会で優勝しちゃったもんだから、今度は県の大会に向けての訓練が始まるそうで8月は遊べないと嘆いていました。ご苦労様です。
で、他のお客さんがいなくなったので、「なんか聴きたい音楽ある?」と訊ねると「グレイトフル・デッドをちゃんと聴いたことがないので、聴いてみたい。」とのこと。今までは何気にBGMでは流れていたし、ヴィデオなども見せていたと思いますが、きちんと説明しながらアルバムを聴かせたことはなかったようです。ということで、いろんなデッドヘッズの人たちも言っているように、デッドのアルバムの中でも取っつき易く内容も良いと思える「アメリカン・ビューティー」からスタート。もちろん店に置いてあるのは当時のLPです。アコースティックなロックは、我がDSDにも通じるところがあって(というか僕が影響を受けているんでしょうね、きっと。笑)、ナテっちも大変気に入った様子です。こことばかり畳み掛けるように前作の「ワーキングマンズ・デッド」、さらには僕がスタジオ盤では一番のお気に入りである「ウェイク・オブ・ザ・フロッド」を立て続けに聴きました。
 
残念ながら日本では、あまりデッドは紹介されることもなく人気、知名度ともにイマイチな状態ではありますが、好きなファンは熱狂的なファンになるようです。それは、良くも悪くも60年代から続くカウンター・カルチャーを生き抜いてきて、音楽だけじゃなくある意味生き方までも我々ファンに示してきたからかもしれません。
と、いろんなことを話しながら聴いてきたのですが、どうやらナテっちにも大きな影響を与え始めたようです。(笑)冗談はさておき、デッドの音楽性には興味を持ったらしく、「良いバンドだ!」と感心していました。
デッドのファンの誕生の瞬間に立ち会った感じがします。この先デッド・ヘッズへと進化するんでしょうか、楽しみです。(笑)
8月初旬は、デッド/ジェリー・ガルシアの音楽を中心に聴いてみようと思っています。いろんな音楽をやっているので飽きることは無いはずです。興味がある方、是非一緒に楽しみましょう。