人吉のロカビリアン

bearsmick2006-07-20

ベアーズ・カフェでのライヴに、はるばる水俣から駆けつけてくれるツルジイというナイスな友達がいます。そのツルジイは、もちろん自分でもギターや三線ウクレレなどを弾いて歌ったりもします。はっきり言って僕より上手で味もあります。
ツルジイから「今度レコーディングしてCDも出るんだよ。」と聞いたのは、今年の春頃だったでしょうか。なんでも『熊本アコースティック音楽ファンクラブ』というところに所属しているそうで、そこの会員のミュージシャンが集まってレコーディングしてオムニバスのCDを出したようです。
そのCDは、先の日倉士歳朗のライヴの時に持って来てくれたのですが、12曲入って¥1000という安さです。ブルーグラス、ブルース、フォーク、カントリーなどアコースティック・ギターを使った楽曲が並ぶ中、ロカビリーもありました。以前にツルジイから聞いていたんですが、そのロカビリーを歌っているのは人吉の人らしいのです。
今夜、その本人である大山よしお君がベアーズ・カフェにやって来ました。まだ30歳前くらいでしょうか、仕事帰りのままの服装だったので、ロカビリアンには見えないのですが(リーゼントのイメージがあるもんね)、話してみるとなるほどロカビリー好きな若者でした。音楽の嗜好・指向が違うと思って今までベアーズには来にくかったそうですが、音楽をカテゴライズすることほど無駄でもったいないことはありません。同じ音楽好きの一人として今後とも仲良くしてもらいたいものです。
そのCDですが、みんなアマチュアと思えないほどの完成度を誇っています。もっとも丁寧に作ったせいでイマイチ勢いが損なわれたところもあるかもしれませんが。
大山君によると、またCDを作る予定があるそうです。やるなぁ!『熊本アコースティック音楽ファンクラブ』。我がDSDも頑張らないとね。
大山君、今度一緒に遊びましょうね。