福岡史朗&BOXCOX/レムスイム

bearsmick2006-07-17

東京時代の友人である(当時はGREEDY GREEN)福岡史朗君が、現在の音楽仲間/バンドのBOXCOXとレムスイムを伴って、総勢6人でやって来ました。
レンタ・カーのバンに機材とメンバーを詰め込んでの強行ツアーだったようで、人吉に着いたときにはちょっとお疲れのようでした。オマケに今夜のライヴを終えたら、その足で東京へ帰らなければならないようで、なんとも慌しいベアーズ・カフェ初登場でありました。
というもののそのライヴ自体は、さすが!という出来で楽しめました。相変わらずお客さんの入りは良くなかったのですが、それにめげずに本当に良い感じでライヴをやってくれました。控えめと思えるくらいの音量でもお互いの出す音に反応しながらのアンサンブルは正にロックを感じるものでした。レムスイムのギター&ヴォーカルの大久保由希さんもBOXCOXのギター&ヴォーカルの福岡君も、当たり前だけど歌もギターも上手でした。

こんな可愛いドラム・セットを今回のツアー用に設えてきたそうです。グヤトーンやテスコのギターを使うところも彼らのこだわりなんでしょうね。

まずはレムスイムのライヴからスタート。明るくてちょっとひねられた歌の世界がとてもキュートなロックを披露してくれました。

レムスイムの曲で福岡君がハーモニカ・ソロをとります。そういえばかつてグリーディー・グリーンのレコーディングで僕がハーモニカを吹いたこともありました。

レムスイムの後は、福岡君と小宮山君(ラップ・スティール)の二人のセットでBOXCOXのライヴが始まりました。

レムスイムの大久保さんがベースに他のメンバーも加わって、渋くカッコいいロック・サウンドが鳴り渡ります。
マンドリンも大活躍して我がDSDとの共通項もありますね。(笑)
それにしても福岡君は、独特な詞の世界といい曲の展開といい、ホント良い曲を書きます。アコースティックな手触りがあるある種の枯れた感じのするサウンドなのですが、聞き込めば聞き込むほどに良さが広がるそんな音楽を作り上げています。
グリーディー・グリーン時代のライヴでは、ほとんどMCもなく(曲目の紹介すらすることなく)淡々と演奏していたのですが(それはそれでカッコ良かったですが)、今夜、初めて観るボックスコックスは、駄洒落も飛び出しユーモアもあるMCも楽しいものでした。良い意味で大人になった福岡君でしょうか。(笑)
時間がなくてバタバタとした初ライヴでしたが、次回の機会があったらゆっくりと来てもらいたいものです。そして一人でも多くの人たちに彼らの音楽を知って、楽しんでもらいたいと思った今夜のライヴでした。
ちなみにレムスイム/BOXCOX、二つで一つのようなバンド・メンバーは、ドラムは福田ゲンちゃん、ベースはウッチー、パーカッションはOKYONちゃん、ギター&マンドリンは小宮山君、そしてヴォーカル&ギター、ベースに大久保由希さん、ギター&マンドリン、ヴォーカルが福岡史朗君でした。
みんな、又来てね!そしてお元気で!