バンド

bearsmick2006-07-12

ちょっと前になるんだけど、WOWOWでやっていたので、僕の周りで話題になっていた映画「リンダ・リンダ・リンダ」を観ることが出来ました。
女子高生のバンドものなんですが、同じ高校生のいバンドものの「スウィング・ガール」とは、その頑張りようがちょい違っていて、なんというかレイド・バック感があるというか、ある種淡々とした感じが、それはそれで良かったです。ヴォーカルに抜擢された韓国からの留学生ソンちゃんは、けっこう熱かったですが、とても可愛かったなぁ。
こうやって若い頃のバンド活動の姿を見ていると、自分の若い頃を思い出してしまいます。ヘタだったけど(今でもヘタですが)友達と一緒に練習して、リズムや構成を考えたりして、けっこう楽しかったです。今では簡単にスコア(楽譜)も手に入るし、練習用の機材も充実しているので、コピーする気になれば見事にそっくりコピーしてしまうことも可能です。が、それじゃ、つまんないんだよね。どうせ好きな曲をやるんだったら、コピーするんじゃなくてカヴァーしたほうが面白いと思います。やっぱり自分を出さないと面白くないです。(まぁ、僕の場合はコピーする元気が無いということもあるんですが、笑)その曲を使って自分たちを表現するということですね。もっともトリビュート・バンドといわれる愛情を持って完コピーして楽しむという形もあることは否定しませんが、多くの場合は、中途半端なコピー・バンドで終わっていることが多いかなと・・・。
バンドの良さは、何人かのメンバーが集まって一つのグルーヴを作り上げること。アマチュア・バンドでめったに練習もしない我がDSDでは、そうめったに無いことですが、たまにみんなのヴァイブレーションが一つになって最高のグルーヴ感を感じれる時があります。その恍惚感がたまんなくてバンドやっているんだろうなと思います。その時のビールはとても美味しいのは、もちろんのことです。(笑)