ウシャコダだぞっ!

bearsmick2006-07-11

9月17日の日曜日にやる予定の「球磨ロック」。なんだかんだと時間も圧してきてその準備など忙しくなってきています。
今回の目玉は、なんといってもウシャコダの出演です。若い人は、ヴォーカルの藤井康一君は知っていても(毎年、関さんとのユニットやモッコリーを伴って、ウクレレ一本での弾き語りなどでベアーズ・カフェでライヴをやってくれています)、ウシャコダでの活動は知らないらしく、どんなもんか説明するのが難しいので、百聞は一見にしかずと、昨年のライヴの模様を収めたDVDを送ってもらいました。
ウシャコダは、当時の関東では珍しいソウル/R&B/ブルースをベースにしたエンターテーメント性の高い楽しくも渋いステージを行ってくれるバンドです。その昔、イースト・ウエストというコンテストでグランプリを取って、1979年にメジャー・デビューした経歴が示すとおり、その演奏力にも定評があります。
その彼らが、最近またオリジナル・メンバーで復活して全国各所でライヴを行っているのです。入手したライヴDVDは地元、松戸でのコンサートの模様で、たっぷり2時間あまりのステージが収められています。カヴァーやオリジナルをとりまぜてのノセノセのステージングは、これが球磨ロックで観れると思うと嬉しくなってしまいます。それにしてもメンフィス・サウンドを基調にしたバンド・サウンドは本当にカッコいいなぁ。まるでブッカーT&MG’sをバックにしたスタックスやHiのシンガーたちのようです。
藤井康一のサーヴィス精心溢れるMCや噂のギターとベースの空中交換!?などの飛び道具もあって大笑いできることも間違いないところですね。
 
左はデビュー・アルバム「土一揆」いきなりのライヴ・アルバムでデビューというのも演奏力の高さと楽しさが認められてのことに違いありません。以前、ここでも取り上げたトマトとキュウリの素敵なジャケット(笑)の「パワフル・サラダ」をはさんで発表したのが右のアルバム「SOUL TO YOU」、見事なソウル・アルバムに仕上がっています。きっとみなさんの心にも響き渡ることでしょう。
時間は経っていてもその音楽に対する姿勢は変わっていません。ライヴは楽しみですよ!