あ〜ぁ、終わっちゃった。

bearsmick2006-07-09

6月9日の「ロックの日」から一ヶ月に渡って行われていたワールド・カップが、イタリアvsフランスの決勝戦をもって終了しました。
ほぼ毎日、朝まで起きて(しばしば居眠りしていましたが)TV観戦していました。世界のサッカーを一同に観れる楽しさと幸せを感じた一ヶ月でした。
8日(日本では9日の早朝)行なわれた3位決定戦では、地元ドイツが3−1でポルトガル(個人的には一押しで応援していました)を下して、堂々の3位でドイツ国民は盛り上がっていましたね。下馬評は高く無かったのですが、徐々に調子を上げての3位は立派だったと思います。まだ若い選手も多いので次回も楽しみでしょう。ラーム、フリングスの素晴らしいミドル・シュートから始まった今回のW杯でしたが、この試合でもシュバインスタイガーの見事なミドルが2本も決っての圧勝でした。途中出場のフィーゴの素晴らしいクロスをこれまたベテランのヌーノ・ゴメスがヘッドで合わせて一矢を報いたのが、僕としては嬉しかったです。
で、決勝戦はというと、守りに定評がある両チームのので、そう点が入るとは思っていなかったのですが、やっぱり1−1でのPK戦突入での決着になりました。結果はみなさんご存知のように5人が決めたイタリアがW杯では初めてのPK勝ちでの優勝。勝者の喜びと敗者の悲しみが会場を包み込みました。
延長後半に入ってのジダンの頭突きによる一発退場の原因はなんだったのでしょうか?引退を表明しているジダンにとっては現役最後の試合、それもW杯決勝戦という願っても無い試合だったのに、それに水をさすような仕草がどうにも腑に落ちません。よっぽどのことがあったか、言われたかしたのでしょうね。フランスが押し気味だっただけに残念です。
日本代表も中田の引退表明や次期監督問題、それ以上に今大会の総括など大きな問題を残してのW杯終了です。世界との差はマダマダ大きいと知らされた大会でしたが、毎日時間を割いて応援・観戦した甲斐がある、この一ヶ月だったことは確かです。
さて4年後の南アフリカ大会に向けて、前向きに行くとしましょうか。