若林純夫さん/ボブ・ディラン

bearsmick2006-05-16

古くからの友人でもありマイミクでもある尾城君からの電話で、若林純夫さんが亡くなったのを知りました。若林さんはその昔、高田渡さんなどと「武蔵野たんぽぽ団」というジャグ・バンドのような自由なミュージシャンの集まるグループで活躍なさっていた方です。聴いた方もいらっしゃると思いますが、DSDでもたまに僕が歌っている「サンフランシスコ湾ブルース」の日本語訳詞の作者でもあります。
東京に出てから、現実にお会いして、特別親しかった訳ではないんですが、一緒にお茶も出来る関係になった最初の方の、僕にとっては有名人(ある種、憧れの人)でした。当時からちょっとオシャレでセンスが良い人だったと思います。
謹んで御冥福をお祈りいたします。
値段が高いので、普段は書店での立ち読みで済ませてしまうことが多い「アコースティック・ギター・マガジン」ですが、今号は特集がボブ・ディランということで先号の高田渡特集号に続き買ってしまいました。雑誌が雑誌だけにディランのアコースティックな面に焦点を当ててあって、曲作りなどにも突っ込んだインタビューが掲載されており興味深い内容でした。
とりあえず毎日ギターには触っているのですが(といっても練習しているわけではありませんが、笑)、こういうものを読んだり見たりすると、自分の中にも「やるぞ!」っていう意気込みのようなものが芽生えるのも確かです。今度のライヴでは、「サンフランシスコ湾ブルース」を歌いたいと思います。
それにしても昨年の高田渡さんにしろ今回の若林純夫さんにしろ、まだまだ亡くなるには早いと思うのですが・・・、淋しいです。