音楽を肴に飲む酒はとても美味しい

今夜もまたお酒を飲みながらの音楽談議に花を咲かせました。何故って福岡からマイミクでもあるコーガンズ(去年の球磨ロックにも出てくれた、イカしたロック・バンド)のヴオーカル&ブルース・ハープのジンロウ君が常連のナテっちと一緒にやって来たからです。
30代、40代、50代と3世代に渡る音楽(ロック)好きが集まると、それはもう話が尽きることはありません。ヴィデオをみたりCDやLPをかけながら美味しいお酒を頂きました。
ジンロウ君は、やっぱりというかパブ・ロックが好きなようでドクター・フィールグッド/ウィルコ・ジョンソンの話で盛り上がり、それならと言うことでかけた、インメイツのライヴDVDを食い入るように観ていました。
その後に観たローリング・ストーンズと同じようなR&BベースのR&Rをやっているのにどうしても小粒な感じがしてしまうのが、良くも悪くもパブ・ロック/バー・バンドの魅力ですかね。でも小気味いいんだよなぁ・・・。はっきり言って僕も好きです。(笑)
アメリカ、イギリスの音楽だけじゃなく日本のロックについても色々と話していたんですが、趣味はどうも似通っているようです。ロックの精神性を持った勢いのあるものが好きなんだよね。
小坂忠の「ほうろう」を二人ともまだ聴いたことがないということだったので、こんな名作を知らないのはもったいないとLPでもって聴かせてあげました。最初の一音が出た瞬間でジンロウ君はOK!のサイン、しばらくするとナテっちも「こりゃ買いだね。」と御満足の様子。これでまたこのCDが売れることは間違い無しです。僕が店をやっていて何人の人たちがこの「ほうろう」に心奪われ、CDを買いに走ったでしょう?こんなこともまた店をやっていて楽しいことの一つです。
さぁ、今年の球磨ロックはどうなることでしょう?これもまた楽しみです。

ナテっちと「ほうろう」のジャケットを掲げるジンロウ君。