大好きな歌姫マリア

bearsmick2006-04-27

度々、書いているかとも思いますが、昔から好きな女性シンガーにマリア・マルダーさんがいます。古くは「イーヴン・ダズン・ジャグ・バンド」「ジム・クエスキン・ジャグ・バンド」、当時の旦那さんジェフとの夫婦デュオ「ジェフ&マリア」その後のソロでの活動と40年に渡って活躍しているベテラン歌手です。
このところのジャグ・バンドのマイ・ブームや友人から借りたライヴDVDを観てから、またこのところよく聴くようになりました。
めちゃくちゃ上手いシンガーというわけではないかもしれませんが、その可憐さといいちょっとノスタルジックな味わいといい、とても素敵です。とりわけこれまた大好きなギタリストであるエイモス・ギャレットと競演した作品は、まさに極上の一品という趣です。(ファースト・ソロLPに入っている「真夜中のオアシス」を聴いてみて下さい)
最近は、さすがにお年を召されて声も低くなってしわがれてきたものの、よりブルージーな味わいは増してきています。そのせいか昔よりニューオリンズR&Bやブルース、ジャズなど若い頃にさんざん聴いてきたであろう音楽に接近した音作りをしているようです。
先にあげたDVDも80年代末か90年代に入ってからのライヴだと思うのですが、エイモスのギターを従えてのライヴは、なかなか素敵でした。若い頃と変わらない衣装(ワンピースと花の髪飾り)をまとったマリアは、そりゃ当時と比べるとおばあちゃんになっているのは当たり前なんですが、それでもやっぱり僕らの世代の歌姫であることには違いありません。


上記のDVDからの写真なので画像が悪くてすみません。マリア&エイモスが一緒にステージに立っているだけでも嬉しいんです。(笑)