ボニー・レイット

bearsmick2006-04-14

PCにDVDマルチ・レコーダーが付いたので、友人から借りていたもののリージョン1だったので観れなかったDVDを観ることにしました。
僕が好きな女性シンガー&ギタリストのボニー・レイットの1977年のモントルー・ジャズ・フェスでのライヴです。確かその年か翌年位に来日もしていて、今は無き久保講堂での初ライヴを観た覚えがあります。
DVDで観るボニーは、まだ若くてちょっとイナたい感じですが、当時から女性には珍しくブルージーなギターを渋く弾いて見せてくれます。ベーズのフリーボはじめ、バンドの面々も的確なバッキングで楽しめました。このDVDには1992年のライヴがボーナスとして入っていて、そのライヴも良いものでした。さすがにバンドのメンバーは変わっているのですが、ボニーが使っているギブソンフェンダーのギターはきっと同じもののようです。ボニーと同じだけ年を取ったギターなんですね。
以前、ここでも取り上げたことがあるかもしれませんが、ボニーの2枚目のアルバム「ギヴ・イット・アップ」は、未だに大好きなアルバムです。そのファットで温かく芯のある音は、今現在に聴いても素晴らしいものです。もちろん音質だけではなく楽曲も演奏も良いんです。
今夜、DVDを観ていて思ったんですが、そのギター・スタイルに僕はけっこう影響を受けているのかもしれません。単に似通っただけかもしれませんがね。
グラミー賞を取って以来、ミュージシャンとして確固とした地位も築いているボニー・レイットですが、何時までもブルースをベースにした音楽でもってカッコイイ姉貴として僕の前に現れていて欲しいと思った今日のDVDでした。