雨の月曜日にマーティン・ギター

bearsmick2006-04-10

雨がシトシトどころかザァーザァーと降る月曜日でした。只でさえ閑なブルー・マンデーなのに、こんなに強い雨が降るとさすがにとゆうかやっぱりお客さんは来ません。暢気にTVを観ているとギター好きの常連さんCちゃんがクルマでやって来ました。
そのCちゃん、ちょっと肝臓を壊したそうで、このところお酒は飲んでいなかったのですが、ガンボとライム・ソーダ(もちろんノン・アルコー)で一息ついた後、「ちょっとお宝、見せようか」と言ってきます。こりゃ、また良いギターでも手に入れたな。とピンと来て、「そりゃ、見たいな。」と言うと、雨の中、クルマに取に行きました。
ちょっとの雨には負けないしっかりしたケースに入った今回のお宝は、1976年のマーティンOO−45でした。森山良子さんが使っているのと同じかな?ちょっと小振りの12Fジョイントのフォーク・ギターです。
早速弾かせてもらいました。広めのネックとフィンガーボードはフィンガー・ピッキングには最適でなによりその音色はまさに貴婦人のようで、とてもキレイなんです。オマケにその小さなボディからは出てくる音はビックリするほどの大きさで、なおかつ上品でした。さすがにマーティンの最上級ラインのギターです。単にアルペジオで爪弾くだけでも腕が上達したと錯覚させるくらい良い音がしました。
貧乏な僕にはとうてい手が届かないものですが、近くにこんなギターをいっぱい持っている人が居るだけでも楽しいものです。良いものは良いと当たり前のことに納得した夜でした。