グレコのギター

bearsmick2006-04-07

ライヴの予定が入ったので、そろそろ練習もしなくちゃいけません。でも今回もバンド・メンバーは勢揃いというわけにもいかないみたいで、どうにかして穴を埋めなくてはいけないようです。こりゃ、練習の前にミーティングも必要だな。
とりあえず、店にずーっと飾ってあった古いグレコセミアコを使ってみようかと家に持って帰って、キレイキレイに磨いて弦も張り替えてみました。これまたしばらく使ってなかったギター・アンプに繋いでみるとギターは問題ないようですが、アンプのほうが接触不良のようで音がちゃんと出ません。つまみをいじっているとどうにか音も出るようになってひとまず一安心でした。
そもそもこのギターは、今は亡きミュージシャンであった友人のオコジ(小島君)が、エレック・レコードから「黄色い飛行船」というバンドでデビューした時に使っていたもので、その後、基本の楽器をヴァイオリンに持ち替え、あの喜多郎のバンドに入ってライヴをやることになったのですが、そのライヴでマンドリンを使うことになり、僕の持っていたフラット・マンドリンと交換したもので、いわば形見の品なんです。
1970年代初頭のグレコで、ギブソンのES335をモデルにしたようなんですが、微妙に体裁が違っていてちょっと不思議なモデルではあります。ずーっとほったらかしにしていてもちゃんと音が出るというのも嬉しいものですね。そうそう以前、ピック・アップのコイルが切れていて音が出なかったので、店のテーブルも直してくれたとても器用な友人Sちゃんに、そのピック・アップのコイルを巻き直してもらったことがありました。
楽器だから弾いて音を出してナンボということですね。でも、普段アコギしか弾いていないのでセミアコとはいえエレキ・ギターな感じはけっこう難しく感じてしまいました。やっぱ練習・練習でしょうかね(笑)。
夜は夜で、久しぶりのお客さんが別々に揃ったのですが、年代が違う3人ともギターを弾くしブルース系の音楽に興味を持っているのが偶然ながら面白かったです。DVDで久しぶりに観た「アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァル」で盛り上がりましたとさ。