ヴィンテージ・ギター

このところ度々登場してくれるギター&音楽好きな常連さん、ナテ君がギターを持ってきてくれました。
宮崎のギター・ショーに出品されていた1950年代初頭のギブソンLG−1というギターです。なんでもナテ君に買わないかって言われたものだそうです。つい最近もマーティンOOO28ECを買ったばかりのナテ君、さすがに買うつもりは無いようなのですが、その話を聞いた僕が、「ちょっと興味があるから見せてもらえるのなら」と言ってみたものです。
さすがに年季が入ったギターでそのルックスは渋くカッコいいです。まさにブルースの香りがプンプンします。ちょっと爪弾いてみると音量はないものの枯れた音色で鳴ってはいます。が、バックを見るとクラックが入りまくりで、真ん中の板の接合部に隙間があります。リペアーに出すとなるとン万円はするだろうなぁ。いくら安く買えても、結果それなりの金額にはなりそうだなとか、ピックアップは付けてあるからライヴでも使えるなとか、頭の中を駆け巡ります。
でももし、1953年ものだったら自分が生まれた年と同じだから、欲しいなぁ。とか思ったりもします。先ほど弦を張り替えたばかりの普段、店に置いてある1970年初頭のヤマハFG-150(赤ラベル)ほ弾いてみて音の響きを比べてみると、ヤマハのほうが良い音だったりします(笑)。もっとも音質が違うというのもありますが、音量ともヤマハのほうが良いように思えました。
僕にお金がたくさんあれば、すぐにゲットということになるのかもしれませんが、そうは問屋がおろしません。さてこのギターの行方は何処へ・・・。(笑)

1953年製か?のギブソンLG-1

1971年か72年のヤマハFG−150