ニール・ヤング

bearsmick2006-01-10

今年最初に買ったCDはというと、もう3ヶ月位前に出ていたニール・ヤングの「プレーリー・ウィンド」です。ディランやニール・ヤングなど大物ミュージシャンの新譜は田舎のCD屋さんにも入ってくるので、なるべく地元で買おうと待っていたのですが、如何せん入荷するのが遅いです。店に行くたびにCDの棚を見ていたのですが、なかなか入っていません。年が明けてやっと店頭に並んでいるのを見つけて即買いました。実はディランのCDは待ちきれなくてアマ〇〇で買ってしまっていました。
前作に続き今回もCDとDVDの2枚組です。聴いた印象は、ハーヴェスト3部作という評判どおりアコーステックな優しい感じの曲が並んでいるようです。中にはホーンも入っている曲もあって優しく柔らかな中にもちゃんと強いものも感じさせてくれます。DVDはレコーディングのセッション風景が収められていて、さすがにミュージシャンたちは年季がはいっています。写真を見てもまるで老人ホームでのものみたいです。(笑)でも、しかし、やっている音楽は決してナツメロでもなく(確かに懐かしい感じはあるのですが)、ちゃんと今の感じがするのが素晴らしいです。
映像を観ていると無性にギターを弾きたくなってきました。ここでも書いたように昨年の末に左手の薬指の先っちょを切ってしまって、やっとキズが治ってきたのですが、まだ柔らかいままです。それでもギターを抱えてコードを押さえてみるとどうにか弾くことが出来ました。少しづつ元通りになっていくと良いなと思いました。
実はそんなに熱心なニール・ヤングのファンというわけでもないのですが、ある時期ごとに聴きたくなることがあって知らず知らずのうちにレコードやCDが集まっていました。デビューから40年くらい経ってもバリバリ現役感があるミュージシャンはそう多くはいません。それにアコースティックな音から轟音のエレキ・サウンドまでの振幅の幅の広さを持ったミュージシャンも。そんな意味でもニール・ヤングは凄いです。
今回のCD「プレーリー・ウィンド」ちょっと歌詞でも見ながら聴きたいと思います。